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お笑い初期衝動

41.川田のボケは休む間なし

ボケとツッコミをチェンジ。
川田がボケ、僕がツッコミで、漫才のネタ合わせをやる。

すると。

もしかして、何気に川田はボケをやりたかったのかもしれない。
と思えるほど、川田はノリノリでボケを演じ始めた。

川田が台本にないアドリブのボケを次から次へと繰り出し、僕は「お前、休む間なしやな!」とツッコミを入れながら、せっせと稽古を重ねた。

ちなみに。
「お前、休む間なしやな!」というツッコミ。

当時僕は、レンタルビデオ店でいろんな人の漫才ビデオを借りて、繰り返し再生しながら、自分なりに研究していて。
そんな中、大平サブローシローさんが漫才ビデオで、実際にそのようなツッコミをやっていたのだ。

大平シローさんが酔っぱらいの役を演じてボケたおす。一つ一つ基本に忠実なツッコミを入れるでは追っつかないほど、次々とボケたおす。
そこで、大平サブローさんが「お前、休む間なしやな!」とツッコんでいたのだ。

同じく、僕達ドルバッキーのネタ合わせで、次々とボケる相方・川田に「お前、休む間なしやな!」のツッコミ台詞はちょうどいいと思って、拝借させて頂いた。

“パクった”と言えばそれまでだが。
ツッコミ台詞にあまり著作権を問われる感はないので、これぐらいならいいだろうと思ってやっていた。



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