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時代の変化と、その理解度

時代はめまぐるしく変化している。

僕が芸人始めた頃は、携帯電話はあったものの、まだスマホはなく。
それどころか、メールやネットの機能もまだない、ほんとに単なる電話機だった。

それが今やスマホが当たり前の時代になり。
SNSで個人のアカウントを持ち、会社単位でなく、個人で宣伝ができるようになり。
やりようによっては、個人で広告収入等も得ることが可能になった。


芸人でいえば。
昔は、TV・ラジオに出ていなければ、とりあえずはお笑いライブぐらいでしか自分の面白さを世間にアピールする場がなかった。

となると、必然的にライブをやる場所の近辺に住んでる人しかなかなか足を運べない。
東京でライブをやるなら、東京・埼玉・神奈川・千葉に在住の人以外には宣伝する意味が、現実としてほとんどなかった。

が、今は。
遠方の人にも、ライブを配信でお届けできる術ができてきた。
また、ライブでなくとも、YouTubeやTikTok等で面白い動画を見てもらうことが可能となった。

つまりは、遠方の人でも顧客としてのターゲットになり得る。
昔と違い、空中戦が可能となったのだ。


という、上記のような時代の変化が起こっているんだけども。。

考えようによっては有利に展開できる、せっかくのこの時代なのに、時代の変化に頭がついていけてる人とついていけてない人の差がはっきり出てるんですね。
周りの芸人仲間やスタッフさんと話してると、それを如実に感じます。

例えば、noteのことにしても。
たまに周りからこうきかれるんです。

「noteってどう?有料note出せば、ばんばん儲けれるの?」

こういうのが、時代についての理解が中途半端な人の典型だと思うんですね。

自分のファンがほとんどいない、僕と同程度の無名な人が、やみくもに有料noteを出して誰が買うねん!って話ですよね。(少しは買ってもらえるだろうけど)

お金を出してもらうには、その前に信用を上げることが先。
これが基本ですよね。

その為に、有料級の質のものを無料でどんどん出していって、まずは興味をもってもらう。
お金になるのは、その後でしょう。

noteに絞った具体例でいうと。
質のいい無料記事をたくさん書いて、それを見て興味をもってくれた人が、有料記事を購入してくれるとか。サポートしてくれるとか。出版社の人の目にとまり、「本を出さないか?」とオファーがきたり。
そういうことですよね。

お金になるのは、あくまで信用を積んでから。
無論、信用を積むまではお金にならない。だからといって、信用を積む作業・期間を軽視する人には、ずっとお金は入ってこない。

信用を積むことなく、「有料noteを出せば儲かるんじゃないか」の短絡的思考しかできない人は、アウトです。
そんな近道はありません。
今の時代、マーケティングについて、一から学んでもらうしかない。


YouTubeについても、思うところはいろいろあるんですが。
話が長くなるんで、今日のところはこの辺で。



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