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【赤ちゃんでもわかる資金調達・起業についてvol.4】「デット」と「エクイティ」の違いとは?
みんな〜GWは楽しめたかな〜???
ぼくたん、おくたんだよ〜
ぼくたんはGW、「アベンジャーズ エンドゲーム」を観て興奮が抑えられず、つい「アベンジャーズに入るためには」ってGoogle先生に聞いてしまったよ〜まだ観ていない人はぜひゆっくり時間をかけて観てほしいな〜(マーベルの回し者ではありません)
はい、本題入るよ!
今回は、「『デット』と『エクイティ』の違いとは?」というテーマについてまとめてみたよ〜
起業をこれからする人、資金調達をこれからしようとしている人、もちろん会社で働いている人もよく聞く言葉なんじゃないかな?
「でも実際、意味よく知らない。。。今更聞けない。。。」
そんな人たちのために、ぼくたんが教えてあげるね〜
『デット』と『エクイティ』の違いとは?
会社が資金を調達する場合には、大きく2つの方法があるの。
▼デット・ファイナンス:金融機関や投資家からお金を借り入れること
▼エクイティ・ファイナンス:株式を発行することで資金調達を行うこと
の2種類!簡単にいうと、こんな感じ。
もう少し細かくみてみるよ〜
デットとは「借金・負債」を意味し、エクイティとは「株式」を意味するよ。
最大の違いは、
デット・ファイナンスはいずれ返さなければならない資金調達なのに対して、
エクイティ・ファイナンスの場合、原則として株主に出資金を返す必要がない
ということ。
そのため、株式の発行によって調達した資本を自己資本、金融機関などからの借入によって調達した負債のことを他人資本と呼ぶよ!
また、デット・ファイナンスは金融機関からの借入、社債、コマーシャルペーパー(短期の約束手形)などがあり
エクイティ・ファイナンスは、主に新株発行を伴う資金調達を示すの。
貸借対照表上では、デット・ファイナンスが負債の増加をともなうのに対して、エクイティ・ファイナンスは資本の増加を伴うところに大きな違いがあるね〜
エクイティのリスク
将来的に返済義務を負う調達方法であるデット・ファイナンスと返さなくてもよいエクイティ・ファイナンスとでは、明らかにエクイティ・ファイナンスの方が優れているようにも考えられるよね。
もちろん、エクイティ・ファイナンスにもデメリットやリスクは存在するよ!
まず、資金を返さなくても良い代わりに、株主は会社経営に対する発言権(議決権)を得ることができるよ〜
よくドラマでみる、株主が株主総会に出席して議論しているシーンをイメージしてもらえるとわかりやすいかな??
金融機関の場合、貸したお金(金利も含めて)が返ってくれば、会社経営にまで言及することはない。つまり、エクイティ・ファイナンスを行うことは、会社に対して「モノいう権利者」を増やすことになるね。それがプラスなのかマイナスなのかは経営者の捉え方次第かな〜
次に、出資者の立場からすると、その企業に投資をするわけだから、投資するだけの価値のある企業でなければならないよね。つまり、会社自体に魅力があることが求められるの。
投資家の目的は、
投資した企業の将来の株価上昇により利益を得ること
投資した企業が事業を営んで稼いだ利益のなかから株主に出す配当金を得ること
の2つに大別されるよ。どちらにしても、投資される企業は、業績の向上を求められるよ〜
また、エクイティ・ファイナンスは発行株式数の増加につながるため、1株当たりの利益や株価の下落を招くおそれがあるよ。
これらの違いを考慮したうえで、どちらの資金調達方法がよいのか検討すべきだね〜
また、エクイティ・ファイナンスとデット・ファイナンスの中間的な資金調達手段として、新株予約権付社債というものがあるよ。
新株予約権付社債とは、行使期間中であれば一定の条件のもとで発行会社の株式を取得できる権利(株式予約権)の付与された社債のこと。新株予約権の行使によって発行される株式数や権利の行使期間などは、あらかじめ定められているよ〜
(参考:http://j-net21.smrj.go.jp/well/qa/entry/Q0531.html)
まとめ
今回は、「『デット』と『エクイティ』の違いとは?」というテーマについてまとめてみたよ〜
みんな、わかってもらえたかな???
次回は、もうちょっと踏み込んだ、「スタートアップが初めての資金調達をするにはいつからスタートして、それぞれのフェーズで何をしたらいいのか?」というテーマでまとめていく予定!
令和がどんな時代になるか、今から楽しみだね〜
みんなでスタートアップ界隈、資金調達界隈を盛り上げていこう!