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【赤ちゃんでもわかる資金調達・起業についてvol.2】みんながよく言う「シード」「シリーズA」って一体何のこと?
みんな〜資金調達してる〜?
ぼくたん、おくたんだよ〜
今回は、【赤ちゃんでもわかる資金調達・起業についてvol.2】ということいで、
みんながよく言う「シード」「シリーズA」って一体何のこと?
というテーマについて触れていこうと思うの〜
みんながよく言う「シード」「シリーズA」って一体何のこと?
よく周りのスタートアップで働いている人が
「ウチはまだシードで。。。」とか
「自社はシリーズAの調達を現在進めています」とか
って言ってるのを耳にするの。
シード。。。?シリーズA。。。?
なんとなくイメージはつくけど、ちゃんと意味はわかってない。。。
そんな人も、実は多いんじゃないかな???
なので、ぼくたんなりにこの場をお借りしてまとめてみたよ!
(引用)http://kigyo-ka.com/00686/
資金調達で知っておきたい「投資ラウンド」
まず、「シード」「シリーズA」っていうのは
「投資ラウンド」
のうちの1つを指すみたいなの。
起業直後の会社は、事業展開の状況によっていくつかの
「会社ステージ」(=創業期・成長期・安定期などといった、企業の成長段階)
「投資ラウンド」(ベンチャー企業に投資をする段階のことで、会社のステージに応じて変わったり繰り返されたりする)
に分かれているそうで。
その会社ごとのステージ、ラウンドによって適切な資金調達の仕方が違うみたいなの。
もう少し「投資ラウンド」について詳しく説明するよ〜
投資ラウンドとは
「投資家が企業に対して投資をする段階」
を指す言葉のことを言うみたい。
スタートアップ企業に投資する代表的な存在がベンチャーキャピタルなんだけど、ベンチャーキャピタルは利益を最大化するため、「自分の投資目的を果たしやすい時期」の会社に投資を行うという特徴があるの。
自分の投資の目的とは、例えば投資時よりも値上がりした株価を売却することによって発生する資金が目的だったり、CVC(コーポレートベンチャーキャピタル)などのように、自社の領域で、高いシナジー効果が狙いで出資を決める場合もあるね。
そこで、投資家に向けてスタートアップ企業がどのような段階あるかを分かりやすく示すために生まれたのが、「投資ラウンド」という考え方。主に、IT企業がひしめくアメリカのシリコンバレーで使われている用語なのだけど、起業意識の高まりも後押しして、日本でもよく耳にするようになったみたいだね〜
投資側によって、名称に多少の誤差はあるけれど、一般的に次の5つのステージに分けて説明されることが多いとのこと。
それぞれのラウンドのことを「フェーズ」ともいう場合もあるみたいだね。
ラウンドごとの資金調達のポイント
どのステージに属しているかにより、会社の成長段階がまったく違うということは理解できたかな?会社の経営状況や規模、ビジネスの進捗が違えば、投資家にアピールするポイントも変わってくるよね。
それぞれのラウンドごとの資金調達ポイントと、各ラウンドが、どのような規模の会社を対象としているかなどをまとめてみたよ〜参考にしてみて〜
①シード
シードとは起業前の段階を指すよ。
ビジネスモデルだけが決まっている段階、法人設立前の段階、商品を開発中の段階、などが当てはまる。だから、投資家の心をつかむためにはビジネスプランを練り、質を高めることが大切!
また、同じビジョンを持つ投資家に出会うことができれば、人柄で投資を受けられる可能性もあるので、人脈を広げることも重要だね〜
実際のビジネスがスタートしているわけでないので、具体的に資金が必要となる場面はまだ少ないかもしれないけど、設立費用や調査・研究費を捻出することが必要になる場合もあるよね。
このステージでは、まだビジネスプランの準備段階でもあるので、エンジェル投資家やベンチャーキャピタルからの出資が多い。投資の規模としてはあまり大きくなく、数百万円程度が一般的かな。
②アーリー
アーリーは、起業直後の段階を指すよ。
創業融資などで設立費用を賄うことが多いので、この段階では赤字経営の企業も多い。また、ビジネスに着手している分、投資家から見ると投資のリスクが高い状態だね。だから、投資家の納得感を得るためにもビジネスプランの実現可能性を強くアピールすることが、良い資金調達につながるよ!
ベンチャーキャピタルからの出資などに頼ることもできるけど、金融機関からの借り入れや補助金・助成金などを活用できる時期でもある。国や金融機関、自治体の創業支援を活用して効率的に資金調達を行おう〜
③シリーズA(エクスパンション)
シリーズAと言われる段階では、サービスや商品のリリースを開始し、マーケティングも本格的にスタートしているよ。
シリーズA以降は、ベンチャーキャピタルからの出資が得られやすい企業ステージ!ベンチャーキャピタルからは、資金だけではなく、経営に対するアドバイスや、社会的信用を得ることができるよ。
それらを得るためには、自社にあったベンチャーキャピタルを見つけるのが最大のポイント。ベンチャーキャピタルによって重視するポイントや、アドバイスしてくれる内容も違うので、それまでの投資先の状況なども調査し、選ぶようにしよう。
ビジネスの方向性がある程度分かる時期でもあるので、ベンチャーキャピタルからの出資が得られやすくなるね。資金調達の規模は、数千万円から2億円程度が多いかな。
④シリーズB(グロース)
シリーズBは、商品やサービスが軌道に乗りはじめ、会社をより大きくするための資金が必要となる段階。
日本では、この段階で会社の売却や株式上場を行う企業もあるよ。会社規模もある程度大きくなってきて、複数のチームが並行して活動できる状況だね。
ここでも、ベンチャーキャピタルからの出資が大半を締めるよ。投資額としては、数億円が目安。エグジット(※1)間近の段階なので、黒字化が一層求められるね〜 ベンチャーキャピタルの最終目的は、エグジットを実現させて投資金額を回収することなので、それが実現可能というビジネスプランを強く示す必要がある!
資金調達額も大きくなるので、1社のベンチャーキャピタルですべてを獲得しようとするのではなく、複数のベンチャーキャピタルからの出資を検討するのもひとつの方法だね〜
※1エグジット:「EXIT(出口)」のことを指し、スタートアップの創業者やベンチャーキャピタルが投資した資金を回収する方法。
⑤シリーズC(レイター)
スタートアップの目標のひとつでもあるエグジットをするために、十分な利益や売上げの確保が求められている段階。全国展開や海外進出、買収など、大きな変化を取り入れるために多額の資金を必要としている時期だね。
そのため、調達資金の額も一番多く、10億円を超えるケースも!
(引用)https://sogyotecho.jp/investment-round/
まとめ
今回は、「シードって何?シリーズAって何?」というところから、「投資ラウンド」についてまとめてみたよ。
みんな、内容は分かってもらえたかな〜???
次回は、「スタートアップで知っておきたい11の資金調達方法」についてまとめてみるよ!「エンジェル投資家」「CVC」とかよく言われるけどよくわかっていない言葉についても紹介するからね〜
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