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マンガ家を擬人化した漫画が読みたい。

『文豪ストレイドッグス』ってマンガあるじゃないですか。
実在した文豪をキャラクターにしたバトルマンガ。

絵もキレイだしストーリーもめちゃくちゃおもしろい。
少なくともあと10年は続いてほしい。
愛称は『文スト』。

文ストに限らず「擬人化モノ」ってジャンルが
一定の人気があるようで。

国、神々、艦船、戦車、けもの、ウマ、偉人…

武将、城、刀、銃、駅、怪獣、妖怪、お酒、料理…

都道府県、元号、童話、花、宝石、細胞、菌…

もはや大喜利の様相を呈しつつある。

とりあえず擬人化というだけで
「お、擬人化?」と暖簾をくぐる人って結構いるんだろうね。
(自分のように)

なぜなら楽しくお手軽にその分野の知識を得られるから。


本題はここから。

著作権とかいろいろ乗り越えていつかは
マンガ家さんを擬人化したコンテンツが必ず登場するハズ。

しかし、現状は検索してもそれらしいものは見当たらず…。(2024年4月)

仕方ないので未来の人々に先んじて今のうちに空想してみる。

で、やってみるとこの作業がけっこう楽しい。

むかしはよく違うアニメのコラボスペシャルとか
やっていたのを思い出す。

あの高揚感に近い。
いまはほとんど見かけなくなったけど。



エントリーNo.1 手塚治虫

マンガの神様・手塚治虫は主人公を導く指導者キャラのさらに師匠。
先生キャラのそのまた先生ポジション。
きっと過去回想でしか登場しないヤツ。
大きい鼻とベレー帽に黒縁メガネがトレードマーク。
昆虫好きの設定をぜひとも活かしてほしい。
能力名は『ブラック・ジャック』。絶対治癒系。

なんなら手塚作品は浦沢直樹の『PLUTO』のほか、
すでに『絵師神の絆』という美少女化コンテンツが存在する。


エントリーNo.2 藤子・F・不二雄 & 藤子不二雄Ⓐ

ペンネームがすでにマンガキャラっぽい。
名前の由来は二人で一人だから“不二”とのこと。バディものかな。
もともとひとりだったのが白い藤子(F)黒い藤子(Ⓐ)
分裂した設定も捨てがたい。
初見はⒶこわいなと思わせて、読み進めていくうちに
「あれ?Fのがこわくね?」って展開を希望。

能力名は
藤子・F・不二雄『ミノタウロスの皿』
藤子不二雄Ⓐ『笑ゥせぇるすまん』

となると、「トキワ荘」がなにかしらの組織名であってほしい。
つのだじろうの『恐怖新聞』はもうそのまま登場させても
いいのではないだろうか。


エントリーNo.3 水木しげる

どこにも属してない謎の風来坊。
片腕がちゃんちゃんこで隠れている。
物語を俯瞰して人間の営みを眺める、
誰とも関わらずよくわからないまま終わる存在でいてほしい。
唯一無二の独創性の演出がポイント。
能力名は『墓場鬼太郎』。使役するんだろうなぁ、妖怪。

「ガロ系」はアウトロー的ななにかしらの概念の名称ってことで。
そうなると丸尾末広の『少女椿』や、
つげ義春の『ねじ式』も相当クセの強いポジションになる。


エントリーNo.4 楳図かずお

ぞっとするほどの美少女キャラクターはどうだろうか。
ホラーと美少女の共存。
かならず階段にいる地縛霊。
ボーダー柄ファッションを華麗に着こなす。
能力名は『おろち』。運命操作系。ヤバそう。


とりあえずここまで考えてみた。
みんな個性的すぎて主人公には向いてなさそう。
現代のマンガ家さんも含めたら
まだまだ全然空想の余地があり考察がはかどる。
ラノベ作品にも手を出したらもっとだ。
楽しい。

以上、特に誰に話すでもない妄想語り。


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