キラキラした世界の滅亡が見たい -2020年12月25日

毅然と称賛はセットでしょう。恍惚として、いつも無知なの。高尚な本のページを繰れば、文豪になれると思った。なぜなら、私はお伽話に騙されているから。余りにも不可抗力で、宇宙で、ステルスなのだ。
私のことを意味不明と見て、世界は簡単に私を追い出した。
フライ・バイ・ワイヤを寄越せと通達するにステルスの罠だった。光線の機密性(ステルス)を守るには、レーダーはお粗末なのだ。

怠惰でも研磨は怠らない。私の双翼はまあお粗末で、見るからに劣る。だけれども、素材が違うので仕方がない。特性の違いで優劣が決めれるものでもないと理解しているのだ。

寝不足は私たちの小さな宇宙では一大事だ。キラキラした世界の滅亡を見たい。とふと喋ると、なぜ私は世界滅亡をキラキラしたものだと確信しているのか不思議に思った。光を過度に反射するマニキュアが、なんだか異質に見えてしまう。われわれは、光によって存在を認められているからだ。

ふと鏡を見た。すると、思ったより美しくて安心した。これくらいでは泣かない顔だ。誇らしい顔。なぜ、客観的説明が必要だろうか。ただの美しいではいけないのか。私は私の美しさに目眩がするのだ。以前どうだったか、これからどうなるかなんて、一瞬も考えたくない。

市民プールに浮かんだまま、滲んだ油性ペンで自分の名前を水着に記入する。水温なんて測らなくていい。嫌気が差すだけだ。最終的に入らなければいけないなら、なぜ知らないといけないのか。死ぬのに、なぜ生きる理由を知らないとならないのか。私を取材してドキュメンタリーにしてほしい、もちろん秘密電波で。

家中の鏡を割って回っても歳は取る。見ないフリをしてもどこかで続いている。だったら血を吐いてでも見たほうがいい。

もう死んでしまった彼女たち、彼たちが作った曲を聴くなど。

神様、どうか許してください。ノストラダムスの予言を越えて、私たちは生まれてきたのだから。

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