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テレワークがもたらした影響とアフターコロナの世界を想像する

緊急事態宣言が出て、外出自粛となり日本の職場は大きく変わったと思います。私自身は、IT業界でメディア運営事業、広告代理事業の企業で仕事をしています。

運良く今のところ致命傷になるような大きなダメージはありません。これは私の経験と推測の領域内での考えになることを理解した上で参考になれば幸いです。

強制的テレワークがもたらした影響

職場という不動産の必要性

現在出社人数は90%削減し、最低限に留める事が出来ています。やりにくくなりましたが仕事は回っており慣れてくる事が想定されます。

70名近く入るオフィスで5人程度が必要に応じて出社する形になりました。ここで考えられるのはオフィスの必要性です。極端な話、今の広さの半分でいいのではないかと考えます。家賃も安い値段ではありません。それを削る事で利益率を上げる事が出来るのは明白です。企業側からしてみると出勤に要する費用の支払いを軽減する事も出来ます。移転を検討する企業はこれから多くなるのではないでしょうか。

ただ会社で仕事をする事で効率が上がるという人もいると思うので、選べる環境が望ましいと思います。

コミュニケーションの変化

1ヶ月間のテレワークを行い、コミュニケーションの仕方が変わりました。Web会議で話し合いは完結し同じ場所で話す必要性が無くなったと考えています。プロジェクトの進捗報告などはWeb会議で事足りるでしょう。

ただ同じ場所でのコミュニケーションの重要性もあると思います。テレワークが効率的なのは理解出来ますが、通勤時間、会議、営業電話、対面営業、雑談、飲み会で得られた事もあると考えており、例えば下記です。必要と不要を再度考えるきっかけにはなりました。

・通勤で見てた景色
・営業電話の相手の対応方法や提案
・雑談から生まれたアイデア
・飲み会で聞けた本音
・近くに人がいるという心理的安全性
・職場の雰囲気による文化浸透

使い分けが出来れば良いという話です。

リモート監視という無駄

退勤管理など行う企業もあるようですが全く無意味です。監視されないと出来ないよう姿勢から作られた成果物はその程度のものです。テレワークにすると仕事をサボると考える人が一定数いると考えていますが、そういう人は職場に来ていても仕事をしているようでしていません。職場に来る事が仕事になっており、本質的な仕事をしているわけではなと思います。モニター監視、サボるという概念の定義も必要で下記のパターンがあります。

・普通にサボっている状態(仕事をしていない)
・仕事には真面目に取り組んでるがサボっているように見える状態

これは時間が経過すれば浮彫になります。後者の人はアウトプットを意識する事でサボってると思われる事を払拭出来ます。

プロジェクトは全てがうまくいくわけではないので、仕事にしっかりと向き合ってるのであれば、それはいつか結果に結びつく可能性があります。

契約に関する印鑑の不必要性

これは深く説明する必要が無さそうです。意味がありません。オンラインで良いと考えます。

あとがき

コロナの影響で私たちの生活や価値観は大きな変化を必要とされています。キャッシュレス化も大きく加速しました。接触を減らすために現金でのやり取りが減少し、コンビニやスーパーはセルフレジを導入を進めています。万引きが増える事が想定されますが、レジ仕事の人件費と比較するとセルフの方が良い印象です。これはデータがないので推測の域を出ません。

仕事だけでなく、日常やお金に対しても大いなる変化を求められていると思っています。

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