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静岡旅行[2021/12/22 Wed]

旅行の記録はなるべく早く書いた方が良いと思い、帰りの東海道線の電車の中でこれを書いている。デジカメで撮った写真は帰ってからPCで取り込むとして、とりあえず文章だけは横浜駅に着くまでに書き上げてしまおうと思う。

東海道線・熱海行

第1章 遅刻

第一声は「大変申し訳ありませんでした」だった。そう、遅刻したのだ。同輩との2人旅行で、お互い始発で集合、の予定だった。彼の方が1時間遠いところに住んでいるので、1時間早く家を出ることになったが、「大丈夫」というのでその時間でお願いすることになった。

前日、「起きられるかな」と心配していた。曰く、以前他の旅行で人を待たせたことがあるらしい。僕は「ちゃんと起きてね!」とハッパをかけるだけかけていたのだが、見事にフラグを回収してしまった。僕が1時間半寝坊したのだ。アラームだけで起きられると思ったのが間違いだった。
彼は親に起こしてもらい定時出発だったそうで、横浜駅で長いこと待たせることになってしまった。松屋で朝ごはんを食べていたらしい。大変申し訳ありませんでした。。。

で、1時間半遅れで始まったこの旅行は、青春18きっぷを最大限活用することになる。まず横浜駅→富士駅へ東海道線で移動、その後富士駅から身延線で富士宮駅へ移動した。身延線からはとてもきれいに富士山が見えた。

静岡県内の路線図(一部) 熱海・吉原・富士・入山瀬・富士宮のみ覚えておいて
https://www.map-navi.com/line/a22_line.html

第2章 身延線

富士宮では、「富士山世界遺産センター」を見学する予定だった。第3火曜日、つまり昨日は休みだったのだが、今日は開館しているはずだった。結論から言えば施設点検時で休みだった。HPのカレンダーをちゃんと見ていればよかったのだが、どうせ開いてるだろの精神で行ったのがよくなかった。

世界遺産センターのモニュメント(左)と富士山(右)

くよくよしていても仕方ないので、近くの「富士宮やきそば」の店へ。僕にとっては朝食代わりである。すごく美味しかった。いわしとさばの粉をかけるのが定番らしい。「う宮(うみゃあ)」という言葉を町中で見かけた。うまい、ということか。

富士宮焼きそば

その後、近くの食堂へ。「しらすソフト」なるものを食べた。味としては塩味がするのだが、単純な塩味ではなく少しクセのある塩味だった。
ちなみに彼は「しらすコロッケ」を食べていた。なんともうまそうな名前である。

ピントが合っていない
写真下手か

富士宮駅に戻り、身延線で入山瀬駅へ。彼オススメのハンバー屋、「さわやか」へ。静岡県内のみに展開しているらしく、「ここでしか食べられない」と激推ししていたので駅から10分ほど歩いて向かう。地方では駅前よりも幹線道路沿いの方がよっぽど発達しており、店も多い。交通手段の違いが目に見えてわかる。

身延線

さて、肝心の僕の食事はハンバーガーを食べた(そもそもハンバーグを食べるほど空腹ではなかった)。チーズバーガーはとてもボリューミーで美味しかった。ハンバーグを頼んだ彼の前には鉄板とハンバーグとコック風の男性がやってきて、目の前で「ジューーッ」とやっていた。

チーズバーガー

おっと、もう国府津(小田原より少し東京寄り)だ。ロングシートの隣で彼がリュックを抱いてこっくりこっくりやっていて、こちらとしてはいつ前にひっくり返るか気が気ではないのだが、帰ったら卒論をやらなければならないので急いで書き上げてしまおう。


さて、昼食後は時間潰しに近くの神社に参拝して今年一年の健康に感謝し、駅に戻った。途中、北海道で走っていたというSLがひっそりと展示されておりびっくりした。

”デゴイチ“でお馴染みD51
歴史を感じる

第3章 岳チャリ

入山瀬駅から身延線で富士駅まで戻り、東海道線で吉原駅へ(隣駅)。そこからは、「岳南電車」…に乗りたかったのだが、時間もなくお金もないので「岳チャリ」に乗ることにした。これは岳南電車の駅で借りられる自転車で、折りたたんで電車に乗せられるらしい。今回は、その自転車を借りて田子の浦に足を伸ばすことにした。

岳南電車

富士・田子の浦はみなさんご存知、製紙業の町である。綺麗な水が大量に供給できる海沿いであることが決め手らしい。昔はヘドロが酷かったそうだが、今は非常に綺麗な海になっている。

製紙業

「富士と港の見える公園」へ行ったところ、展望タワーから富士と港が見え…なかった。富士山が朝はなかった雲に覆われてしまい、ふもとまでしか見えなかった。非常に残念である。海は綺麗に見えた。パノラマの材料としては最適である。

田子の浦
右前の雲の部分が富士山

その後、少し遠くにある商店街へ足を伸ばそうとしたが道が複雑すぎて断念。工場の周りを自転車でぶらぶらした。

第4章 三島

自転車で吉原駅に戻った後は、東海道線で三島駅まで戻る。その後三島駅からバスに乗り、三島スカイウォークへ。400mの日本最長の吊り橋で富士山と海が一望できる、予定だった。案の定である。

左が富士山、何も見えん。

晴れてた朝くればよかったね、とスカイウォーク入場者は50円引きになるスカイソフト(本日2つ目のソフトクリーム)を頬張りながらぼやく我々を自然は裏切ってくれた。

色わるっ(ほんとは水色だった)

それでは、皆さんにご覧いただこう。

夕焼けのまあきれいなこと。真っ赤である。

もうそのまま壁紙にしたい。というか、した。

最強。


第5章 乗り過ごし

というわけで、1時間に一本しか来ないバスに乗車して三島駅、東海道線に乗り換えて18時43分、現在茅ヶ崎駅である。

さて、旅行についてこういう収穫が〜、とかこういう貴重な経験が〜、とか無理やりまとめるのは好きではないのだが、とりあえず冬休みの思い出になったことは間違いない。

あと、青春18きっぷ神。2400円で
1980(横浜-富士)+240(富士-富士宮)+190(富士宮-入山瀬)+190(入山瀬-富士)+190(富士-吉原)+420(吉原-三島)+1690(三島-横浜)=4900、2500円も得したことになる。
非常に有意義な切符の使い方だった。


追記:1駅寝過ごしました。彼は僕を降ろすためだけに横浜駅の改札まで行くのがめんどくさくて、品川まで拉致ろうとして起こさなかったらしい。おい。


第6章 おまけ写真

雄大さ
浅間神社+富士山
入山瀬駅 駅舎
行きの車窓から(加工してない!)
一番いい景色
富士山が隠れなければもっといろいろ撮れたのだが…。
富士市マンホール
線路を渡るための地下通路。狭いし高さはないし
この記事のサムネもいい感じだけどこれはこれでいい
エモい
色としてはこれがいいな
光の差し込み具合は完璧
ご乗車お疲れさまでした。
以前千葉から撮影した富士山と飛行機の写真

使用機材:iPhone 8・Panasonic Lumix DMC-FX100
編集・加工:なし

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