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ケンブリッジ大学の過去最大研究「週休3日はパフォーマンスも上がるし病気やストレスも大幅に減りますよ!」

割引あり

「THE RESULTS ARE IN: THE UK’S FOUR-DAY WEEK PILOT」ってタイトルの報告書を読みました。こちらはケンブリッジ大学の社会科学者チームが、2022年6月から12月にかけて米国のボストン・カレッジやシンクタンクのオートノミーの研究者らと協力して行った研究。

この研究には英国全土の企業が参加していて、コンサルタント、住宅、IT、スキンケア、人材紹介、接客業、マーケティング、ヘルスケアなど多岐にわたる企業で週休3日制(週4日働く)のキャンペーンを6か月間実施してもらい、合計2,900人ほどの労働者の精神的、身体的な健康や企業のパフォーマンスや働き方、CEOの考え方の変化などを徹底的に調べたらしい。この手の調査は以前にもありましたけど、過去最大に規模が大きいほかインタビューは緻密だし各企業が現場でどのように週休3日制を利用してるかとかも調べていて、週休3日制に関心のある方にとってはかなり実のある内容なんじゃないでしょうか。

ってことで、本調査の中から個人的に面白かったポイントをまとめていたらそれなりのボリュームになったので、せっかくだからnoteの方で公開しておきます。週休3日制のあれこれを数字ベースでチェックしてみたい方は参考になさってくださいませー。

週休3日といってもその形態は1つじゃない

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