人はそれぞれ違う世界をみてる
ちょっとしたもめ事に巻き込まれたことがあります。「巻き込まれた」っていう表現は私の立場からみた場合。きっと先方はそう思っていない。
あの日の出来事から今日まで、思い出してはイライラしたり悲しくなったりの繰り返し。相手を憎むこともあった。
「ふりまわされたくない」そう思って何度も嫌な気持ちを手放そうとしましたが、うまくいかない。手放そうとすればするほど、かえって嫌な気持ちが大きくなっていくのです。
もしかして、この世界は見る人の数だけ違う世界があるのかもしれない。私にとって「白」の出来事でも、相手にとっては「黒」に映ることがあるのかもしれない。
どうにも整理のつかない気持ちが、最後にはじき出した答えでした。
こっちからみたら赤でも向こうからみたら青かもしれない。私は私の正義を信じているけど、私の正義は相手にとっては「悪」かもしれない。
人はそれぞれ見えてる世界・感じてる世界が違う。それは人の数だけ違った世界が存在するということ。
みんな違って当たり前。視点も立場も考え方も何もかもが違う。だから自分の正義は他人に押し付けない。そして他人の正義に盲目的に従う必要もない。偉い人・成功してる人だからその人が正しい、なんてこともないのです。
みんな自分の目を通して世界を見てる。自分の目から見える世界しか私たちにはわからない。
自分色の世界は自分だけのもの。人が見てる世界を変えることに意味はない。「あなた色に染まる♪」的な歌はいろいろあるけれど、染物でもあるまいし、その願いは簡単には叶わないだろうな…。
あなたのお気持ちとコーヒー1杯で半日がんばれます! 私にエッセイを書き続けていくエネルギーをください!