育休中に株式投資をしたら知らぬ間にスキルアップしてた話

億り人を目指すワーママのnoteをお読みいただき、ありがとうございます。

良く言えばほったらかし投資、実態はただ単に私が忙しくて株を放置している状態になっている昨今ですが、決算発表シーズンということもあり値動きがなかなか大きいですね。かわいい我が子たちを売る気は無いので上がっても下がっても継続保有ですが、株の値動きから日本経済をしっかりウォッチしていきたいと思います。

育休の間に株をやってて良かった

それにしても、育休の間に株を始めて良かったなぁ、と思います。

というのも株価や為替レートを日々追い、肌で経済やカネの動きを感じていたことで、ビジネス感覚を失わずに済んだ(むしろスキルアップした)からです。経済は朝ドラと一緒で毎日追ってないと話の流れについて行けなくなるんですよね。だから、復職に向けて経済と関わっておいて良かったなぁ、と。

例えば「アメリカのパイプラインが止まった」「海外の半導体工場が燃えた」みたいな海の向こうの出来事って、もし株をやってなかったら正直興味持ててなかったと思います。「風が吹けば桶屋が儲かる」という例えのように、一見関係の無さそうな事象が連鎖して経済は変わっていくのだということを株式投資を通じて学びました。非常にビジネス的な感覚が養われたので、株式投資で損もしたけどとても良い勉強になったと思います。

また、株価の上げ下げについて肌で感じられたのは良かったです。

株価を動かすのは業績そのものよりも予想とのズレだったり、期待感や時代の空気であること。マネーゲームのおもちゃになった銘柄は業績とは全く関係なく株価が乱高下すること。株価が下がることで得する人たちもいること。実はお金が余ってる人は世の中に沢山いてコロナ禍でむしろ静かに資産を増やしていること。

他にも沢山の気付きがありました。身銭を切って色々経験したから、知識が身体に刻み込まれた実感があります。本を読むよりもずっと身になる経験でした。

それに、いちサラリーマンでしかない私自身が、ささやかながら資本家として投資先の経営に参加出来る!というのは大変面白いことです。たかが一票であっても株主として経営に意見できるっていうのはすごいことで、投資先から送られてくる株主総会資料をパラパラ読むだけでも結構良い勉強になります。

そして経営者目線で業務を捉えることが出来るようになったら、仕事がめちゃくちゃラクになりました。

株主目線で色々な企業を見てきた経験があるので、部長や課長、その上長たちが何を欲しがっているのかが手に取る様に分かるようになったからだと思います。

だから正しい優先順位で仕事が出来る様になってきたように思いますし、かゆいところに手が届いているらしく、部長もなんだか喜んでます。ちなみに私は元々は上司のウケが良かったタイプでは全くなく、むしろその逆だったので、我ながらびっくりしました。

正直、復帰してから仕事がラクになりました。まさかこんなに育休中に自分がスキルアップしているとは思いませんでした。それもこれも、株式投資をしていたからです。私はただ会社に頼らず資産を増やしたかっただけですが、思わず本業でのスキルアップが出来ました。

資産投資という観点だけでなく、ビジネスに必要な能力を磨くという意味で、本当に株式投資を始めていて良かったです。


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