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オンラインイベント「世界農業遺産を撮る』『伝える』」に参加しました

今日は、オンラインイベント「世界農業遺産を『撮る』『伝える』」に参加しました。

みなさん、「世界農業遺産」をご存知ですか?
「世界遺産」に比べると、なじみが薄いかもしれませんね。
(今日のイベントでも「世界農業遺産の認知度を上げていく必要を感じる」と発言されている方がいらっしゃいました。)
世界遺産は有形の不動産が対象。
これに対して世界農業遺産は、農林水産業を営む地域が対象です。
世界的に重要な伝統的農業(農林水産業)を営む地域を、FAO(国際連合食糧農業機関)が認定するという制度で、令和4年1月現在、世界で22カ国62地域が認定されています。
日本の認定地域は11あり、「石川県能登地域」も平成23年6月に認定を受けています!
今まであまり能登に注目していなかったみなさん、能登っていろいろ”持ってる”でしょ~?

今日のイベントでは、日本の11の認定地域の中から、「能登」「新潟県佐渡市」「和歌山県みなべ・田辺地域」での活動を、動画と、3地域のみなさんの座談会を通して知ることができました。
座談会の司会を務められていたのは、「NPO法人能登里山里海マイスターネットワーク」の田畑行輝さん。
田畑さんには、2019年に珠洲で行われた、宗玄酒造さん主催の「奥能登酒キャンプ」というイベントに参加した際、稲刈りの指導をしていただいたりと、お世話になりました。



今日のオンラインイベントでは、興味深いお話がたくさん聞けましたが、私が特に印象に残ったのは、能登と、みなべ・田辺の「世界農業遺産地域同士のコラボ」による商品開発のお話でした。

みなべ・田辺の梅と、能登の揚げ浜式塩田の塩を使って梅干しを作ったところ、梅の生産者の方も驚くようなものが出来上がったそうなのです。
梅は収穫時には良い香りがするけれど、梅干しになる頃には、その香りは飛んでしまう。
ところが、揚げ浜式塩田の塩を使うと、梅干しになっても梅の香りが微かに残って、味だけでなく、香りも楽しめる梅干しになったそうなんです。
世界農業遺産つながりのコラボで生まれた「香る梅干し」!
ぜひ食べてみたいです!

詳しくは、こちらの動画で「梅システムマイスター」の中早大輔さんがお話されています。


「他の地域とのコラボで生まれる化学反応」というのは、私たち、さいはて映画祭実行委員会にとっても何かヒントになるかも……という気がしています。
次の実行委員会ミーティングで相談してみよう!

今日も読んでくれて、あんやとね~。
ほしたら、またね~。

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