あぁ本当に好きだったな…の件

前回の「本当に何もなかった人っているのか」の続きです。
現在は2021年。本当に好きだったなぁの件は2018年の12月24日に出会った人の話。
遠距離恋愛をしていた会社の先輩に誘われ、クリスマスを一緒に過ごす事になり、女二人、クリスマスイブに飲みに行ったんですよね。
めっちゃ寒くて、もうどこでもいいから店に入ろう!って事で一軒の飲み屋に。
この店大丈夫なのか?というくらい店内には人がいなくて。
しばらくすると、男性二人組が来店。
そう、この内の一人こそ、その後私が何故か好きになってしまう一人でした。
と、店内には私たちと、その男性陣二人組と、カップル1組。
なかなか渋いクリスマスイブ。
と、私がトイレに立ち、席に戻ると、先輩が楽しそうにその男性二人組と話してるではありませんか。…………なぜ私がいない時に……警備員なのか?私は、と思いながら何となく四人で飲むことに。

のちに私がすごく好きになってしまう人、A君としましょう。見た目がね………私のドストライクだったんですよね……こわいこわい。のちにって書きましたけど、もうここで割と好きになってたんじゃないかな?と思います。
その後グループLINEを作って‥という流れになるんですが、何回か四人でご飯食べに行ったりして。会うたびに好きになってたので、ついにデートに誘うことにしたんです。同席してた先輩の力も借りつつ、二人で会うことに。
10年ぶりくらいの男性と二人でご飯だったので、本当に死ぬほど緊張しました…

まぁ今思うと、というかその時も思ってましたけど完全に私の一方通行。連絡も私から。ご飯誘うのも私から。向こうから声がかかることもなく、こっちの連絡もスルーされるようになって、連絡が途絶えた、というのが結末です。

何がそんなに好きだったって。今思い出してもわからないんですよね。でもとにかく当時は本当に好きだったんですよね。
というか、もしかしたらこの人が私の初めての彼氏になるのかもしれないっていう勝手な期待が大きかったのかなぁ。初めて手を繋ぐのはこの人なのかな?初めてのキスも?とか。そう考えると頭がパンクしそうで、期待=好き みたいになってたのかもしれないです。

連絡が全然返って来なくなった時は、自分はこんなに弱かったのかなぁと思うくらい、カサブタできる前のいやぁな状態の傷みたいにジメジメしてました。
自分の足りないところばかり見つけては、だから連絡が途絶えたんだ…とか、私が美人だったらよかったのに、とか。毎日がネガティヴ祭りでした。でも不思議と、毎日開催されていたネガティヴ祭りも、3日に一回になり、一週間に一回、と徐々に数が減り、その人の事も自然ともういいかなって思える様になるんですね。
時は偉大ですね。

前回登場した先輩の時に比べて、A君の事は本当忘れるまで時間かかりましたが、今は2021年。心配ない。私は大丈夫だ。という感じ。

今は仕事で出会ったBさんに次の現場で会える事を楽しみにしているんですね。でも悲しいかな、Bさんはまだ私の名前も知らない状態。私が一方的にファンになってるだけなので。この話はまた次回に。

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