負け癖

何度も言うが、私は喪女である。
たまに、付き合ったことはあるけど、そこまでいかなかった、みたいな方もいるが、私はそうではない。本当に何もなく33歳になった。

前回の投稿で、職場で素敵な方に出会った、と触れたが(Bさん)、まぁあれから現場で会えるわけでもなく、今度いつ会えるんだろうなと、夢見てるわけである。また次、仕事が一緒になればもっと話せるかな〜とか、仲良くなればデート誘ったら来てくれるかなぁとか。
ここで一応断っておくが、Bさんは独身だ。

次会えるのが楽しみ!だけならいいのだが、私はどうしても片思いをすると、明るい未来が描けない。
そこまで考えなくていいじゃん、とも思う。でも素敵だなぁって思う人が独身だと、やっぱり夢見てしまうのだ。期待してしまう。チャンスがあるのかな?と。でも同時によぎる。彼女はいるんだろうな、とか、私には興味持ってくれないだろうな、とか。
友達にそれを言うと、彼女がいても仲良くなればいいじゃん!と言われる。たしかに理屈はわかる。友達になるのは悪い事じゃないし、いきなり彼女ポジションを狙わなくても、と。
確かにその通りなのだけど、落ちる時は台を低くしておきたい、というのか。保険をかけたいというのか。

どうせまた、ダメだろうな。

この悪魔のフレーズが私の中に一杯になってしまう。負け癖とでもいうのか。
恋愛において、成功体験が0だと、次こそうまくいく!となかなか前向きに考えられない。
水戸黄門のごとく、私の恋愛の展開は決まっているのではないだろうか。

Bさんも、結局彼女もちだったー!って言って落ち込む自分が見えてくる。良くないな、この思考回路。わかってるんだよな、良くないこのループは。わかってるんだけど、期待したり、楽しみに感じる事が怖いんだよなぁ。

いくら台を低くしても、落ちたら痛い。高くしてても痛いけど、低くても痛い。
でも低くしないと怖い。

幸せになりたいなぁ。

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