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TLRホイールが付いていたのでチューブレス化してみた

マイバイク、エモンダSL5 Discには、Trekのロード系完成車標準とも言えるAffinity Disc TLRホイールが付いていました。
つまりチューブレスレディタイヤにすればチューブレス化できる!と気付き、チューブレス化をしました。

色々なところで言われていますが、チューブレス化のメリットとして、構造上リム打ちパンクというのが無くなる、空気圧を低めに設定して乗り心地の向上を図れる、そして何よりチューブ分軽くなる。デメリットはシーラントで塞げない様な大穴が開くと一発で走行不能に…となります。
そんなに大きな穴が開いたり、タイヤが裂けたりといった事はオンロードを走っている限りまずないだろう、と考えてやってしまっています。
ロングライドのトラブル時どうすんだ?って言われますが、その時はその時、と割り切りが必要かな、と。

必要なものとあった方がいいもの。タイヤブースターは必須じゃないですが、あると安心です。

必要な道具は上写真と下記のとおりです。
・TLRホイール/TLRタイヤ(当たり前)
・チューブレステープ
・チューブレスバルブ/バルブコアツール(LEZYNEのチューブレスバルブキャップ) 
・シーラント剤/シリンジ
・フロアポンプ
あった方がいい物
・タイヤブースター

ホイールにリムテープ/チューブレスバルブを装着した状態

ホイールからノーマルのクリンチャータイヤを外し、リム面をキレイにしてチューブレステープを貼っていきます。今回使ったパナレーサーの物は少し硬めなので、ピンと張らせながら2周、バルブ周囲10cm程度にもう一枚貼り付けています。

今回使ったタイヤ。IRCのFormula Pro TLR S-Light 700*28cです。
1本250gと軽量な事から選びました。
TLRとしては軽量型で薄いせいか、特に問題なく組み付けることが可能です。
タイヤレバー/石鹸水は必要ありませんでした。
どうしてもタイヤが嵌まらない!という方はIRCの組付け動画を観るといいと思います。

フロアポンプでビード上げを試みたのですが、あえなく失敗。
タイヤブースターのお世話になることにしました。
自分はシュワルベの物を使っています。
8000円程度と結構な価格ですが、どうせ今後もチューブレスだし、と思うと買っておいても損にはならないかな?と。

フロアポンプでエアを充填し、バルブに差し込みます。
バルブコアが入っているとエアが入っていかないので、注意!
取り外したバルブコアとバルブコアツール。
前述の通り、LEZYNEのチューブレスバルブのキャップです。

バチン!バチン!と結構な音とともに両方のビードが上がったらスピード勝負です。あらかじめ用意しておいたシリンジで一気にシーラント剤を流し込み、バルブコアを素早く組み付けます。ここで時間を取られるとせっかく上げたビードが落ちてしまったりするので注意です(お約束ですがやらかしました)。

シーラント剤を入れたシリンジ。注射器と同じ要領で押し込みます。
押し込み終わったら、シリンジを外し、バルブコアツールでバルブコアを戻します。

無事シーラント剤が入ったらタイヤ全体に行き渡るように、ぐるぐる手で持って回しましょう。回り切れば多少の漏れ部分はシーラント剤が塞いでくれます。

フロアポンプで空気を入れていきます。
この時、プチプチやシューッと音が鳴るようならどこかでエア漏れしています。
今回は特に問題なくいけました。
エア圧を規定より若干低めに入れて完成

両輪とも終わったら完成です。
お疲れ様でした。

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