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和音の呼び名はややこしい

和音というのは基本は三つの違う音が同時に鳴っている状態のことを言う

これを基本三和音
音が4つになれば四和音

音が5つになれば五和音というかと思いきや、そうは呼ばない
六和音もない

しかし、7は登場する
これは、7th(セブンス)というもので、7の和音と言ったりするのだが
何を隠そう4和音が7の和音だったりする

え?どういうこと?

音の組み合わせはバリエーションがあるので、4つの音が同時になったからすぐに7の和音というわけではない

ドレミファソラシの音階はドを1としてレが2、ミが3とそれぞれ数字が振られ、順番通りに行くとシの音は7になる

細かい解説は省くが、要するに7つ目の音が乗っかれば7の和音ということになる

ついでながら、4つ目の音が入ると「sus4」
9つ目が入ると「add9」
など、色々ある

ややこしい
本当にややこしい
が、慣れればなんともない

昔、携帯電話の着メロが単音から和音も鳴らせると鳴った時に
「16和音!」「40和音!」と宣伝していた時代があるのだが、これは大きな間違いである

音が40個同時に鳴るようになったんだよ!
すごいでしょ!
と言いたかったわけだが、実際にはそんな和音は存在しない
メディアとは怖いものである

ちなみに、三和音を英語でスリーコーズとか言ったりはしない


そして、リズムにも
4ビート(フォービート)
8ビート(エイトビート)
16ビート(じゅうろくビート)
と呼び方があるが

16だけ「じゅうろく」と日本語なのである
完全なる語呂によるものだと思うが、僕はいつもツッコミたくなるのである

そういうことを考えていると頭がこんがらがってくるので、ルー大柴氏の「トゥギャザーしよう」や「やぶからスティック」はいたっておかしくない日本語と言っていいのではないかと思う

よくよく考えたら、アメリカナイズされた今
おかしな日本語は五万とあるし

「なう」だってもはや定着していると言えよう

海外で「おもてなし」や「いただきます」はそのまま英語として使われているというが、日本ほど他言語をごっちゃにしている国はあるのだろうか?

英語圏以外だとあるのかもしれないが、詳しくないのでわからない
わからないなりに、やはり日本語は、、いや、日本人は変だなぁと思うである

まぁ、それが良いところでもあるのだ

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