作詞をするための5つの条件
僕は歌を作る際には作詞をすることもある
元々は昔プロデューサーに作詞もしろと強要されたことに始まるのだけど
作詞が苦手だった僕が僕なりに考えた方法
・自分の街のことを書く
・身近なもののことを書く
・どんなことも色々な視点から見る
・構成を決める
・言葉をシンプルにし、助詞などを削る
この5つにしぼった
自分の街のことを書く
とにかく、すべてにおいて自分の街がモデル
自分の街とは、住んでるところだけじゃなくて、育った街も含めてイメージできる街
細かいところまでイメージできることがリアリティに繋がる
そして、どんな出来事も自分の街で起こったことだとして書く
身近なもののことを書く
とにかく身の回りの目につくもののことを書くことにした
例えば、今だとパソコンとかスマホとかがパッと目に入るが、それについて書く
身の回りの日用品のことなんかだと街とリンクしにくいかもしれないけれど
無理ならあえて街はださなくてもいい
スマホと街だと相性良さそうだけど
どんなことも色々な視点から見る
仮にスマホをテーマにしたとしよう
スマホだけでどれだけの情報を書き出すことができるだろうか?
検索、LINE、YouTube、ゲーム、いくらでも出てくる
それをピックアップして繋げるだけでも形にはなっていくはず
そして、色々な視点について、単純化していくと
・自分と他者
・過去と未来、今
・状況
だいたいこんな感じに分けられる
そうすると案外すんなりとストーリーが見えてくる
これは創作じゃなくても、実際にあった話をちゃんと整理するときに使える
構成を決める
まぁ、これについてはほとんどのJ-POPについては今は
Aメロ(ヴァース)
Bメロ(ブリッジ)
サビ(コーラス)
になっているので、これに従っておくのがいいだろう
もちろん、これ以外であってもいいけど
で、この構成について
Aメロ←景色、状況
Bメロ←感情
サビ←伝えたいこと
とセクションごとにまとめる
曲を聴いた人がイメージできるように明確にしてあげることが大切
言葉をシンプルにし、助詞などを削る
まず、できるだけわかりやすい言葉を使う
地名とか認知度が低いような限定的な言葉はできるだけさけるのがいい
助詞もできる限りは削って、単語を羅列する
これは、聴き手の想像力を促すのと、ダラダラとした文章を避けるのに効果的
あまりに説明しすぎてしまうよりも、ある程度聴き手が想像できる余裕を残しておいたほうが共感してもらいやすくなる
まとめ
これだけ書くとものすごく計算してやってるみたいだけど、ズバリ言えばそういうものです
そもそも日本は俳句にみられる五七五のように、ルールを決めて何かをするのが好きだし得意
それは決して悪いことではないし、それが形式美として成立しているのだ
あとは、色々なアーティストの作品を分析すること
なんだか文章書くのって大変だけど、これだけ決めてかかれば意外とかける
なにより、本当は歌における歌詞の量はそんなに多くはない
少ない言葉数で情景や感情を伝えることが大切
長いのもあるけど、無駄に長いのは禁物
そういうものなのだ
あとは、内容はさておき量をこなせば自然と書けるようになる
僕はこうやってやってきたので、書きたいけど書けないという人の参考になればと思う
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