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大熊は『芋煮会』だけど『豚汁』なんです。

皆さんは『芋煮会』と聞いて何を連想するでしょうか?

やはり『芋煮を食べる会』でしょうか?

それでは『芋煮』と聞いて連想するモノは?

有名どころだと、山形県の『芋煮鍋』でしょうか。

こんな感じ?

山形の芋煮鍋は、牛肉と里芋が入った醤油味の汁物、といった認識をしています。

では、大熊町の場合は、というと・・・

大熊町の全ての地域で行われていたのかは定かではありませんが、地区の行事で『芋煮会』が行われていました。

主に子供会の行事でしたが、そこはローカル。
地区の住民がみんなで集まる、ちょっとしたイベントでした。

私が住んでいた地区では、地区内にある『堤』(調整池)に行きました。
そこでお母さんたちが、家で仕込んできた材料で『豚汁』を作ってくれました。

夏休みなどは、BBQを行ったりもしていましたね😊
秋は、新米のおにぎりとキノコたっぷりの豚汁。

春は、学校行事や田植えで忙しく、地区の行事はあまりなかったと記憶しています。
それでも、堤の桜が満開になると、みんなで集まってましたね😊

私の中では『堤にみんなで集まる』=『芋煮会』=『豚汁を食べる』みたいな記憶をしています。

そこで❗
同年代の地元の友達や知人、私の親や親戚、年配の知り合い、私よりはるかに若い世代の知り合いなどに聞いてみました。

Q『芋煮会』と聞いて、食べていたものは何を思い出しますか?
A 豚汁?

大熊町民の全員が同意見。
・・・とは言えませんが、私が知る限り、大熊町では、芋煮会=豚汁

あくまで『芋煮会』であって『芋煮』ではありません。
なので、ヘッダーの写真も、町民の方だと『あ、芋煮会だ!』と気付いてくださるのではないでしょうか?
(町民じゃない方からすると、ただの豚汁写真かもですね・・・💧)

「芋煮は?」と聞くと、様々な答えが返ってきます。
『山形の芋煮鍋』と答える方もいれば『里芋(じゃがいも)の煮っ転がし』と答える方もいます。

『煮っ転がし』は、こんなイメージ

地域によって、食文化ってかなり違いますよね🧐

ちなみに、私の周りのオバちゃんたちとのやり取りを再現すると・・・

Q「芋煮つったらなんだべ?」
A「煮っ転がしけぇ?」

と答えてくれました・・・😅
(みんな訛っているので、会話はいつもこんな感じです・・・)


あくまでも、今回は私の周りの大熊町民の皆さんの意見です。

『うちのエリアは違う!』
『私の時代は………』

等々のご意見、ぜひください✨

大熊町の芋煮会情報、もっと集めていきたいと思っています。

そして、大熊町以外に住んでいる方々、よかったら大熊町の芋煮会文化、ぜひ一緒に楽しんでみませんか??

実は、9月17日に大熊町の芋煮会の再現をすることを予定しています。
ぜひ大熊町のローカル文化、楽しんでみませんか??

詳細、次回お知らせさせていただきます☺

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