音楽:「コード進行」という音楽のベースとなる音の組み合わせの羅列とその例

私もコロナ禍になって、「何か楽器弾けたら楽しいかな」と思い、ギターを手に入れて、演奏の練習・勉強だったり、楽譜を読んだり、「作詞作曲入門」的な本を読んだりしました(今は休憩中…汗)。
そういったなかで、改めて驚いたのですが、クラシック、ロック、ジャズなどの西洋音楽(少なくとも五線譜を使う音楽)は、基本的に、「コード(和音)」の羅列のパターンを組み合わせた「コード進行」という、和音の羅列の、考えようによっては割と単純な構成で成り立っている、ということを、実感するとともに大変驚きました!

コード(和音)というのは、例えば「ドミソ」のように複数の単音を同時に鳴らすことで成り立っている音で、コード進行とはそのコードの羅列であり、音楽のどの部分かというと、細かいことを無視すると「伴奏」に相当します。
そして補足すると、コード自体はいろんな組み合わせでメチャクチャ種類があるのですが、それらを大きく分類すると、3種類しかありません。そして、この3種類をどう並べるかは、普通は決まっている(感覚的にいうと「緊張」と「緩和」の繰り返し)、ということは驚くべき事実です(もちろん音楽は自由ですから「ルール違反」もOKなのですが、ルール違反の音に人間は違和感を感じます)。

で、このコードおよびコード進行には「(大体の)聴くヒト(人間)へ与える印象」というのが決まっていて、そこにきてコードおよびコード進行には著作権がないので、既存曲に使われているのを「パクり放題」です笑
なので「とりあえずこのコード進行を使っておけばいい感じになる」ということもあり得て、実際、楽譜は全く読めないが、音楽制作ソフトで有名なコード進行を組合せて(メロディーは自分でつけなければいけませんが、まあセンスがあれば鼻歌とかでなんとかなるらしいので)、SNSに公開して人気を博している人もいると聞いています。

ただ、コード進行のうえにのる「メロディー(≒単音の羅列)」には、著作権があるので、こちらはパクると、訴えられるかもしれないので「完全パクり」はNGです(うまく似せればギリギリセーフ?笑)。

なので、
「なんだ、じゃあ作曲なんて簡単じゃん」と私は思ったのですが、コード進行はパクるとして、メロディーがぜんぜん思い浮かばない、というか知っている既存のメロディーから離れられませんでした…。「創作」というのはそんなに甘くないですね汗

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