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雅楽を25年やってみた

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「なんか日本の楽器したい」と、雅楽の龍笛(りゅうてき)を始めて、いつのまにか25年。思い浮かぶことを書いてみますね。 *参考:初心者向けの説明を別マガジン「雅楽初心者に届けたい実…
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2020年2月の記事一覧

その笛の個性に合わせる、努力をするのだ 〜購入した高ピッチ龍笛の吹き心地

その笛の個性に合わせる、努力をするのだ 〜購入した高ピッチ龍笛の吹き心地

龍笛吹きです。
購入した高ピッチ龍笛の吹き心地を、いったん書いてみます。

前置き 高ピッチ龍笛とは
現行の雅楽は、標準音が黄鐘(おうしき・雅楽の音名の一つ)=430Hzとされています。

ただ、洋楽器との合奏を意識して、黄鐘=442Hz調律とされる樹脂製(いわゆるプラ管)が市販されており、購入しました。(タイトル画像・上側の笛)

【関連ノート】「とうとう高ピッチ龍笛を買った」「初心者の時に買っ

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初心者の時に買った樹脂製龍笛は「高ピッチ」だったの?

初心者の時に買った樹脂製龍笛は「高ピッチ」だったの?

2019年12月21日、「とうとう高ピッチ龍笛を買った」というノート(以下、前ノート)を書きました。

その後気付いたことです。

①高ピッチ龍笛は、やや短かかった前ノートで、新たに購入した「442Hz」管と、持っていた樹脂製の「430Hz」管を比べ、長さは同じ、などと書きました。

改めて、手持ちの古典調律の本管(煤竹製)と比べたのがこちらです。

尾(右側)を揃えて撮りました。
【上(奥)=「

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