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vol.04 自分を全力で生きる、今。

大人の街と海鮮丼

歳を重ねるにつれて休日の楽しみ方が少しずつわたしの中で変化している、と思う。

少し前までは自分の知らないところでワクワクやドキドキできる世界があると思うと、それだけでずっとそわそわしちゃって寝る時間が“とにかく勿体ない”と常に感じていたし、朝から夜中までとにかく会いたい人達に会いに行き一緒に過ごす時間が何よりもすごく楽しかった

ただ、最近は時間に縛られずにゆっくりと自分ひとりだけの時間を大切にしながら少しだけ背伸びしたお店や街で過ごす時間が好きになった。

日本橋や銀座の街が最近はお気に入り
わたしの中で“THE・大人の街”だと思っている

職場ではなかなか着れないお気に入りのお洋服を着て、髪型やメイクもいつもと変えたお出掛けがとっても楽しい

夜はいつだってキラキラしていて
街並みを眺めるだけで心がトキメク


小さな頃から“海の幸”が大の苦手

山の緑や田んぼに囲まれて育ったからなのか、海があまり得意になれなくて海で採れるモノよりもずっとずっとこごみや野蒜を食べる方が好き。特になかなか好きになれないのはイクラ。あのぷちっとはじけて中からどろっとするあの感じ。何度も挑戦をしてみたけれど好きにはなれない。お寿司屋さんに行っても決まって海老と茶碗蒸しだけ。
そんなわたしのことを親しい大人たちに“人生を損してる”とよく言われた。“損してる”なんて言われたら人生貪欲に生きたい私が挑戦しない訳がない!

どのグルメ誌でも『一度は食べたい』海鮮丼のお店として特集をされる日本橋にお店を構えている“つじ半”

お品書きは“海鮮丼”のみにも関わらず
連日、行列の絶えない超人気店

店内はとても落ち着いた大人の雰囲気

カウンター席だけでなんだか座るだけで背筋がピンと伸び、目の前で大将が一杯一杯丁寧に作ってくださる。そんな様子を間近に見ることができてその時間すらも贅沢に感じた。

海鮮丼と共にお刺身とたまご醤油
お店特製の手作りのガリはセルフサービス

そっと丁寧に置かれた一杯。
海鮮が苦手なわたしでも思わず、うっとりしてしまった。

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わたしの苦手なイクラもキラキラと輝いていて
宝石のような特別感すらも感じる

恐る恐る海鮮を口へと運ぶ

あえて味わいの説明はしないけれど大人たちの言っていた“人生損してる”の意味をこの日初めて理解することができた(と、思う。)

そして、ほんの少し海鮮丼を残しておき、さらにほかほかのごはんをよそってもらい、〆は海鮮出汁のお茶漬けとして舌鼓。

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一杯で二回もゆっくりと味わえてお値段 1,080円。

好き嫌いはそこまで多くはないけれど
苦手な物も挑戦することって大切だなと。

東京の街はとても楽しい
いろんな楽しみが日々溢れている

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