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vol.02 自分を全力で生きる、今。

ライブハウス(職場)に生かされている

新型ウイルスの影響を受けて、自分が生活を送るこの街全体がSFの世界のように感じてしまう。どこに行ってもみんなマスクを付け下を向きながら行き交う人々。
近所のドラッグストアでは今まで毎日“こんなに在庫必要か?”と思うほどに高く積み上げられていたトイレットペーパーが姿を消している。

自分自身も感染する可能性は十分あるのにも関わらず、どこか違う世界を見ているような、そんな感覚になってしまう。


今は今しかないからこの限られた状況下でいかに柔軟に面白く、楽しく過ごすことができるのか、を考えられる職場で本当に良かった。そんな職を仕事にすることが出来て良かったと思えた。

SNSを眺めているとタイムラインのほとんどが、密集するイベントやライブ開催がことごとく中止・延期のお知らせで埋め尽くされ、わたしの職場もその中のひとつに該当をする

わたしの取り柄は“毎日が楽しい”と本当に真っ直ぐに思えること(この歳になっても純粋にそうに思える自分で良かったと思う)
その楽しいやワクワクした気持ちを阿佐ヶ谷ロフトAという我が城(職場)でお客様やご出演者のみなさんと一緒に生で体感できることは本当にわたしにとって大切な居場所でもある


今は城(職場)を守るのはもちろんのことなんだけ目の前にある壁(ウイルス)をぶっ壊して少しでもワクワクをご自宅にいるお客様へ届けるにはどうしたらいいのかを数日間ずっと考えている

個人的に毎日の癒しとして救われているYouTubeを活用し先日、阿佐ヶ谷ロフトAでは初めての無観客生配信を行った

何事も経験を重ねるしかないのでこの状況下で今回のような経験ができたことはもちろん急な提案にも関わらずいつも前向きに「奥原さんは好きなモノ・コトを好きなままでいい」と受け入れ、ひとりでは何もできないけれどそれぞれの力と知恵を貸してくれる仲間に出会えたことも今の職場で本当に良かったと思えた瞬間

限られた生活の中で少しでも”生のライブ感”を体感して頂けるか

今まで足を運べなかった方にも配信という方法で新しい未来のお客様に知って頂ける機会に繋がれるのであれば挑戦をする意味自体はわたしの中であると思っている

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今しかできないことを今だからこそ楽しめる方法で

大きなお店ではないけれど少しずついろんな方に知って頂ける、そんな機会として毎日を楽しみながら今日も仕事に励む

もちろん、配信を通して知って下さった方にはいつか
阿佐ヶ谷ロフトAで”生のライブ”を体感して頂きたい

ライブはやっぱり楽しくて毎日わくわくドキドキする

イベントが異なれば内容も異なるのはもちろん同じ企画でもお客様が異なれば空気感もガラリと変わったり変化を楽しめる

想定外のことが起きたりみんなで協力をして作っていく空間でご出演者様はもちろんお客様も一緒に作り楽しみ秘密を共有できるのがこの阿佐ヶ谷ロフトAというライブハウスの醍醐味だと思う

そんな居場所がこの世界から消えないように守りたい

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