日本メンタルヘルスケアサポート協会

メンタルヘルスに関する様々な情報を発信します。

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最近の記事

傾聴が難しい最大の理由

【傾聴が難しい最大の理由】 傾聴は難しいと、傾聴スキルを学ぶ方ほとんどがそう言います。 なぜ聴くが難しいのか。 それは、「自分」を入れて聴かない聴き方だからです。 普段、どんな人でも聞くことは行っていますよね。親の話を聞く。先生の話を聞く。友達の話を聞く。 もちろん相談だって受けて、聞いたことがあると思います。 それなのになぜ難しいかは、上記の聞くは、絶対に「自分」が入っているからです。 自分の利益になるので聞く、自分の意見を言うために聞く。相手にアドバイスをし

    • ハラスメントの義務化に伴い、まず社員へ行うこと

      【ハラスメントの義務化に伴い、まず社員へ行うこと】 中小企業へのハラスメント防止策が義務化になります。 もうハラスメントに対して周知を行っているところも多いとは思いますが、まず最初に行うことは、「周知」です。 ハラスメント防止が義務化になったということを、社員は知っておく必要があります。 経営者や上司にとって、それを周知するということは、「何かこれをきっかけに言われるんじゃないか」という懸念をうむかもしれません。 ただ、懸念があるということは、見直すべき経験があるの

      • メンタルヘルスは心のメンテナンス

        【メンタルヘルスは心のメンテナンス】 メンタルへルスというと、意外とその意味を答えられない人がいます。 多くの方が、「心の健康」という漠然な認識で答えられます。さらに、 心が病んだ人の心を元気にする、という、どちらかというとマイナスイメージを持ってらっしゃる人もいます。 では何かというと、日本メンタルヘルスケアサポート協会では、「心の健康管理」とお伝えしています。 身体に例えて伝えれば、身体の健康管理とは、何を行うでしょう。 栄養・運動・睡眠・健康診断。何かしらイ

        • 傾聴、どうせ学ぶなら資格取得が有利

          【傾聴、どうせ学ぶなら資格取得が有利】 資格は、何でも「できる」証。 極端に言うと、運転免許は、運転ができると認められた証。 いくらペーパードライバーでも、その資格があるだけで、車の運転はすることができます。 車の運転ができる勉強をして認められた証だから。 車の運転の勉強をした、だけでは車には乗れると認められません。 傾聴も同じです。 いくら傾聴の勉強をしても、「傾聴の勉強をしました」だけでは、傾聴ができる人として認められるかどうか。 ただ資格をもていれば、ち

          テレワークで欠かせない「傾聴」が必要な訳

          【テレワークで欠かせない「傾聴」が必要な訳】 コロナ禍において、テレワーク化が進む中、最も多いストレスは、コミュニケーションです。 すぐ聞けない。 相手が何をしているか分からないので、質問できない。 迷惑にならないか。 返事が遅い、等。 「見えない」とこで、様々な「憶測」がストレスになっているのです。 だからこそ大切なのは、「見えない見える化」です。 要は、繋がっている、通じ合っているという感覚をいかに作り出せるか。 それには、日々のコミュニケーションで作って

          テレワークで欠かせない「傾聴」が必要な訳

          新年仕事初めに気を付けたいメンタルへルス

          【新年仕事初めに気を付けたいメンタルへルス】 明けましておめでとうございます。昨年はたくさんの企業様、生徒様に支えられてきました。 本当にメンタルヘルスを学んでくれてありがとうございました。 今年もメンタルへルスに関する様々な情報をしっかりとご提供してまいりますので、何卒よろしくお願い申し上げます。 さて、新年仕事初めの方も多いのではないでしょうか。 「よし!今年も頑張るぞ!」と気合が入っている方もいれば「また今日から仕事か。。」とどちらかと言えば、気が重く感じてい

          新年仕事初めに気を付けたいメンタルへルス

          傾聴が難しい最大の理由は、我。

          【傾聴が難しい最大の理由は、我。】 普段誰しもが行っている聞くこと。人の話、聞いてますよね。駅員さんのアナウンスだったり、コンビニ定員さんの「温めますか?」も、「袋いりますか?」もそれを聞いて答えていると思います。 また同僚の話や上司の言うことも聞いてますよね。その「状況」が一変して、「相談」に変わった時にとても混乱を起こします。 何故かというと、「聞く」を「聴く」に切り替えなくてはいけないからです。 相談という状況では、聴くという聴き方をする必要があります。 主に

          傾聴が難しい最大の理由は、我。

          コロナ自粛後のメンタルへルス

          【コロナ自粛後のメンタルへルス】 コロナ自粛が一先ず終わり、緊急事態宣言前のスタイルへと徐々に戻していく企業は多いかと思います。 ただここで大切なのが、「メンタルへルス」なのです。 大きな理由は、「状況の変化」=「ストレス」だからです。 元に戻るといっても、状況が変わるということは、コロナでテレワークに移行した時と同じ状態。 テレワークの人が通常勤務に戻るためには、身体がなれるだけでなく、心も慣れていく必要があります。 さらに言えば、コロナの不安がプラスされた分、よ

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          勝負の日に絶対食べてほしい食品

          【勝負の日に絶対食べてほしい食品】 プレゼン、面接、商談、打ち合わせ。 「よし!決めてやる!」と思うことがあった時、朝食、昼食に絶対に食べてほしいものがあります。 それは「肉・卵・豆類」です。聞いただけで何だかエネルギーがつきそうですよね。 そう、タンパク質です。 勝負の前に大切なのは、奮起や突進力ではありません。 「冷静さ」なのです。 例えば陸上選手が競技に挑む前にしていることは、深呼吸や瞑想。 冷静な自分でいること。 すると、身体の隅々にまで意識が届き、

          勝負の日に絶対食べてほしい食品

          運動とメンタルへルス

          【運動とメンタルへルス】 スポーツの秋。動きやすい季節になってきました。 よく運動することは、メンタルにも良いと言われますが、なぜ運動がメンタルに良いのでしょうか。 それは適度な運動をした後、満足感やスッキリ感を感じるから。 でもなぜ満足感やスッキリ感をかんじるのか、なのです。 実は運動をすることで、脳から出てくるある「ホルモン」のためです。 気持ちというのは、脳で感じるもの、その気持ちの素が脳内伝達物質と言われるホルモンです。 そのホルモンのうち、セロトニンが

          話を聴く時、緊張する原因

          【話を聴く時、緊張する原因】 相談対応だけでなく、商談やプレゼンでの質問。話を聴く場面というのは、様々なところで緊張を生みます。 話を聴くという時になぜ緊張がおこるのでしょうか。 「しっかり受け取っていると思ってくれているだろうか」 「相手の話を理解できているのだろうか」 「自分が分からないことだったらどうしよう」 緊張する時というのは、必ずこのような「考え」が浮かびます。 どういうことかというと、相手の話を聴いているにも関わらず、自分の考えに意識が向いていると

          認定傾聴カウンセラー養成講座カリキュラムの特徴

          【認定傾聴カウンセラー養成講座カリキュラムの特徴】 日本メンタルヘルスケアサポート協会では、毎月認定傾聴カウンセラー養成講座を東京・大阪で開講しています。 認定傾聴カウンセラー養成講座は、プロ級の傾聴がしっかりと身につく講座で、たった1日で認定資格も得ることができる講座です。 お問い合わせがある中、多く寄せられる質問があります。 それは、「本当に1日で傾聴スキルが身につくんですか。」という質問。 答えは、yesです。 傾聴スキルをしっかりと行うためには、「学び」と

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          聴くことが疲れる理由

          【聴くことが疲れる理由】 相談をされたら、しっかりと聞いてあげたいというのは、誰しもが思うこと。 ただ結果的にこちら側が疲れて終わることがあるかもしれません。 「納得いく顔に相手がなっていない」のは、真剣に相談に乗ってきた自分にもどかしさだけが残ります。 そこで大切なのが、相談にのるあなたが疲れないこと、もどかしさを残さないことです。 そのための最大のポイントは、 「答えを出そうとしなくて良い」ということ。 ここで「相手は答えをほしいから相談にきているのでは」と

          メンタルへルス研修でよく出る質問

          【メンタルへルス研修でよく出る質問】 日本メンタルヘルスケアサポート協会では、企業、官省庁、自治体などから多くのメンタルへルス研修のご依頼を頂いております。 その中でも、よくある質問が、 「部下がメンタルへルス不調なのは分かっているのだけれども、どういう風に話を聴いてあげればよいか分からない」 です。 発見してもその後の対応の仕方が分からないのです。 メンタルへルスの中で最も大切なのが、早期発見、早期対応。 ただ早期に発見できたとしても、その後の対応が適切でない

          メンタルへルス研修でよく出る質問

          オンラインで講座を受講する時の盲点

          【オンラインで講座を受講する時の盲点】 今では主流となりつつあるオンライン研修ですが、担当者が受講者を見ている場合、意外と受講者を「監視」しています。 ちゃんと聞く姿勢をとっているかどうか。 メモを取っているか、真剣さがあるかどうか、など。 場所は別である分、画像からでしかそれが分からないため、いくら真剣に聞いていても「態度が悪かった」ら、まじめに取り組んでいないという判断をされるかもしれません。 特に新人社員教育などは、その辺りはよく見られがちです。 では、どうい

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          プレッシャーと緊張の違い

          【プレッシャーと緊張の違い】 「緊張する」とは、誰しもが経験したことがあることです。 仕事で発表する、初めての人と会うという、今までない状況ではもちろんのこと、電車に間に合うか、靴紐がほどけないか、朝起きれるか、そういう日常の中でも私たちは、大なり小なり緊張の連続です。 ではなぜ、人は緊張するのでしょうか。 それはその前に感情が働くからです。 失敗したらどうしよう、朝起きれなかったらどうしようという不安、焦り。 靴紐がほどけてこけたらどうしようという不安。 そう、