ハーヴィーに学ぶ「ブランド人の美学」

~ブランド人にとって大事なこと~



こんばんは、だんごむしです。

もう夏も終わりますね。

皆さんは夏、満喫しましたか??


さて、僕は今月から田端大学に入塾したのですが、

田端大学では毎月課題が出されます。

そして、その8月の課題がこちら。

8月末の定例に向けたSUITSを題材にした発表の形式ですが、シーズン2までを、範囲として、自分の好きな登場人物を定め、その人物が、特定のこのシーンで、このように行動したその素晴らしさ、かっこよさ、について、最も印象的な「セリフ」を引用したうえで、聴衆に出来る限り伝わるように説明してもらいます。そして、そのような振る舞いをするにいたった内発的な規範が、なぜ、ビジネスや個人のブランド化を考えるうえで、重要と思うのか、自分なりにどのように実践してきたか、これから、していきたいか?


夏休みにぴったりな課題ですね!

ということで、夏休みの課題あるある

「直前になって、後悔しながら一気に仕上げる」

を体現した課題提出がこのnoteになります!笑

よろしくお願いいたします。


「何も言うな、俺のメンツのためだ」


画像1


これはシーズン1のエピソード6『長年の親友』より、

敗訴により多額の裁判費用を払う必要が生じたタクシードライバーに対して、「裁判費用は不要だ」とタクシードライバーを助けたハーヴィーが言ったセリフです。

どんな内容だったか忘れた方はこちらの記事でおさらいを!!


このエピソードは、ハーヴィーがドライバー・レイやマイクのために随所随所に男気を見せる、人気回なのではないでしょうか。

そんなエピソードの中でも、ぼくは敢えて、このセリフを選ばさせていただきました。


ハーヴィーのメンツ(美学)


この裁判についての新聞記事はこちら。

画像2


記事を詳しく読むと、ハーヴィーはニューヨークのトップ法律事務所のシニアパートナーとして紹介されており、

法律界では名のしれた『ブランド人』であることがわかります。


そんなハーヴィーが、一般人であるタクシードライバーと裁判を行う図は、まさに記事の通り、「弱いものいじめ」でしょう。

それでもハーヴィーはタクシードライバーに真っ向から立ち向かいます。

そこでのハーヴィーのメンツとは、

『受けた恩は必ず返す(義理堅い)』

『法律のことならだれにも負けない』

という強いこだわりかと、僕は考えます。

本来、自分が戦わなくてもいいところをプロボノにしてまで挑んだハーヴィー。

その行動から

『確固たる自分のこだわりを貫き通すこと』

がブランド人として大事な要素の一つであると、僕は考えます。



もう一つ、ブランド人に大事なこと


そして、ハーヴィーは結果として裁判に勝利しますが、

タクシードライバーからは一切お金をとらないことを選択します。

自分の権威をかけてまでの裁判、本来なら、感情的になって相手からお金をとりたくなるところです。

それでもハーヴィーはお金をとらなかった。

この行動にもう一つ大事なことが隠れています。


『目的意識をずらさないこと』


です。

今回の裁判、ハーヴィーにとっての目的は

『自身のメンツをこだわりぬくこと』

であって、相手を打ち負かすことはその手段でしかないし、

ましてや相手からお金をとることは本来の目的とは異なります。

これが、ブランド人に大事なもう一つの要素だと考えます。


ブランド人になりたい方へ(僕自身含む)


『確固たる自分のこだわりを貫き通すこと』

『目的意識をずらさないこと』

の2つがブランド人にとって大事な要素と考えました。

ここからは僕の更なる解釈ですが、これらを合わせるとブランド人にとって大事なことは、

『自分が成し遂げたい世界に向けて行動し続けること』

だと考えます。


皆さんは何故田端大学に入られたのですか?

何故ブランド人になろうと思ったのですか?


きっと、その根本の部分には

「もっとこんな世の中になってほしい」

という根本的な思いがあるのではないか、と僕は考えます。

ブランド人とは影響力の象徴であり、一つの権力でもあると僕は考えます。

そして、ブランド人だからこそ、世の中をもっとこうあってほしいという方向性に変えることが出来るのではないか、と考えます。

そんな、原点の思いを貫き通すことが一番大事なことなのではないか、と当たり前のことをここで述べます。


具体例で説明すると、例えば田端さんは

「一人でも多くの人に、自分と同じようなブランド人になってほしい」

という思いから田端大学に参加(を設立)されたのではないか、と考えます。


そんな中で、コミュニティの存在を否定するような存在(自己紹介スレで田端大学を批判するようなコメントを書きました)であった僕は、田端さんからすると排除したい存在だと思います。そして、実際に僕は議論で負けました。

それでも田端さんは僕を排除するどころか、批判するような行為自体はよいことだと認めた上で、僕の存在を受け入れてくれました。

これがブランド人のあり方だと考えます。

田端さんにとっての目的を達成するためには、コミュニティを別の視点で捉える存在がいたほうがより活気立つし、何より僕自身もまた、田端さんにとっての

「一人でも多くのブランド人になってほしい」

の対象であると思ってくれたのではないか、と僕は考えています。


もう一度言いますが、ブランド人は権力だと考えます。

それは時に一人の人生すらも狂わせることも出来るほどに。。。

それでも、皆さんの根本の思い、

「もっとこんな世の中になってほしい」

というものをこだわり続けること、

自分自身でその対象を絞らないで、広い器を持って行動し続けること。



ありきたりな答えかもしれませんが、

これが僕の考える、ブランド人にとって大事なことです。


お読みいただき、ありがとうございました。



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