【炎】炎の投資情報2024/03/25
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投資情報メールマガジン 2024/03/25
-プロが導くお金創造のための投資情報-
週1回発行
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株式投資には不安がつきもの。山あり谷ありの株式相場を冷静に眺めるアナリストが発信する情報をお楽しみ頂ければ幸いです。
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-本日の目次-
■はじめに
■相場の視点
■PBR1倍以下の主な225採用銘柄の株価動向(12銘柄)
■活躍2銘柄動向
■IPO銘柄チェック(15銘柄)
報告者:炎のファンドマネージャー(松尾範久)
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■はじめに
日本株の時価総額が先週ついに1000兆円を超えてきました。本日現在ではプライムが974.8兆円、スタンダードが29.5兆円、グロースが7.6兆円で合計では1012兆円のスケールとなり、香港や上海市場の停滞を横目に過去最高値に躍り出た日本株上昇の結果が時価総額にも表れてきた格好です。
先週は日銀による17年ぶりの異次元の金融緩和が解除され、デフレから適度なインフレに移行した日本経済を象徴する施策が打ち出されることになりました。
これを受けて本来は為替が円高に向かう可能性もあった訳ですが、実際には米国の金利が高水準にあり日米金利差が開いたままの状態を見透かしたことで円安の維持が見られたため株式市場では、むしろ輸出ハイテク株を中心に再び買い勢力が復活。3月配当取りのシーズンということもあり需給が好転する中で日経平均は一時4万1000円台までついて参りました。
この結果の日本株の時価総額1000兆円超えではありますが、まだまだ日本の株式市場には低迷傾向にある銘柄が多い。偏りの見られる相場展開が徐々に個別銘柄に広がりを見せる展開が感じられます。
全体相場の展開とともに引き続き出遅れた銘柄にも関心を寄せておきたいと思います。
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■相場の視点
大多数の3月期決算銘柄は今週28日に配当落ちを迎えます。
配当を取るのか取らないのかは各投資家の判断に委ねられますが、過去の株式相場では配当落ち後に株価が低迷したりしましたので多少お悩みの方もお見えかも知れません。
銘柄ごとに判断は分かれるのかとは思いますが、特に最近の株価が上昇してきた銘柄には信用取引によるつなぎ売りが一つの対処方法となります。全体相場、例えば日経平均は配当落ち分が先物価格より高く取引されており、この先物指数と現物指数の差がおよその配当金分となります。昨年の配当落ち金額は252円でしたが今年は増配する企業が多くもう少し大きくなるかと予想されます。
配当落ち幅を即日埋める勢いがあるかどうかを見ながら4月相場に突入することになります。相場の基調は強いが高値警戒感も絶えず気にしておく必要がありそうです。
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