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バリュー&グロース銘柄発掘情報【グロース】日本電子(6951) 2022/04/19


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---------------------------2022/04/19

       バリュー&グロース銘柄発掘情報 第28号

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 プロフェッショナルの執筆者を中心に、グロース銘柄&バリュー銘柄を毎回1銘柄発掘してレポートする内容です。
 毎月第1第3火曜日配信、1回に1銘柄の深掘りレポートです。


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               【目次】


■はじめに
■【グロース】日本電子(6951) 客員アナリスト 水島寒月


※本メルマガの一部内容を、億の近道へ抜粋の上掲載することがございますので、あらかじめご了承下さい。


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■はじめに


【バリューグロース銘柄プロジェクトより】


 当サービスは、金融のプロフェッショナルを中心とした執筆者が、その時々の注目銘柄の中からバリューもしくはグロースの企業をピックアップし、分析するものです。
 スタンスは中長期投資です。
 ぜひあなたの株式投資ライフにお役立てください。


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■【グロース】日本電子(6951)

【会社概要】

◆事業概要

~半導体の製造に不可欠な電子ビーム描画装置に強み


 同社は電子顕微鏡の世界大手の老舗企業です。1949年5月、電子顕微鏡の開発会社「日本電子工学研究所」として設立されました。
 「科学技術の発展で日本の復興に貢献したい」との理念のもと、新進気鋭の技術者が結集。初めて開発に成功した電子顕微鏡は、昭和天皇が見学に来訪されるなど、話題を呼びました。

 52年に産業機器分野、56年に分析機器分野に進出。56年には医療・化学分野で重要な核磁気共鳴装置(NMR)を製品化。さらに、半導体の製造に不可欠な電子ビーム描画装置などを製品化し、90年代以降、世界シェアが急拡大しました。
 61年には商号を現社名に変更。72年に医用機器分野に進出し、生化学自動分析装置を完成しました。

 21/3期の連結売上高構成比は、理科学・計測機器事業64%、産業機器事業22%、医用機器事業14%でした。
 主力の理科学・計測機器事業では、透過型および走査型電子顕微鏡、核磁気共鳴装置などの理化学機器事業を手掛けています。
 代表的な製品である透過型電子顕微鏡の世界シェアは6割を超えています。
 また、産業機器事業では電子ビームマスク描画装置、電子ビーム直接描画装置などの半導体機器や3Dプリンタを手掛けています。
 医用機器事業では、生化学自動分析装置や免疫分析装置を手掛けています。

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