バリュー&グロース銘柄発掘情報【バリュー】三井物産(8031) 2022/03/01
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バリュー&グロース銘柄発掘情報 第25号
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プロフェッショナルの執筆者を中心に、グロース銘柄&バリュー銘柄を毎回1銘柄発掘してレポートする内容です。
毎月第1第3火曜日配信、1回に1銘柄の深掘りレポートです。
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【目次】
■はじめに
■【バリュー】三井物産(8031) 客員アナリスト 水島寒月
※本メルマガの一部内容を、億の近道へ抜粋の上掲載することがございますので、あらかじめご了承下さい。
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■はじめに
【バリューグロース銘柄プロジェクトより】
当サービスは、金融のプロフェッショナルを中心とした執筆者が、その時々の注目銘柄の中からバリューもしくはグロースの企業をピックアップし、分析するものです。
スタンスは中長期投資です。
ぜひあなたの株式投資ライフにお役立てください。
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■【バリュー】三井物産(8031)
【会社概要】
◆沿革
同社は国内の大手総合商社として著名ですが、最も古い歴史を持っています。
1876(明治9)年、わが国の貿易商社の先駆けとして誕生。明治維新以降の日本経済の発展とともにエネルギーの調達、基幹産業の海外市場の開拓などで大きな役割を果たしました。
戦後の1947(昭和22)年7月、連合軍の財閥解体指令により解散し、200を超える新会社が生まれました。同社は第一物産の商号で発足。
59年に旧三井物産の金物、不動産部門を中心とした三井物産(株)と合併して現商号に変更、再スタートを切りました。
49年には東京証券取引所に株式を上場。
54年には大阪、名古屋にも上場しています。
◆事業概要
同業の大手総合商社である三菱商事(7058)とともに、資源に乏しい日本にあって、資源調達などを「国策」を代行する形で担ってきた歴史から、資源・エネルギーの上流権益に強く、鉄鉱石、原油・ガスで国内首位の持分権益量を誇ります。
また、伝統的に化学品、鉄鋼製品、機械・インフラなどいわゆる「重厚長大」産業の分野に強みを持つことが特徴です。
資源分野では特に、鉄鉱石事業で豪州におけるリオ・ティントおよびBHPビリトンとの事業などを継続的に拡大、同社の鉄鉱石持分生産数量は年産5820万トン(21/3期実績)に、銅は15.4万トン(同)、原油・ガスは24.6万バレル/日(同)に、それぞれ達しています。
21/3期連結売上構成比は(外部顧客からの収益)、鉄鋼製品5%、金属資源17%、エネルギー10%、機械・インフラ10%、化学品24%、生活産業30%、次世代・機能推進3%となっています。
また、構成比を純利益(外部顧客からの純利益)でみると、鉄鋼製品1%、金属資源50%、エネルギー8%、機械・インフラ13%、化学品12%、生活産業4%、次世代・機能推進14%と金属資源およびエネルギーの、いわゆる資源・エネルギー分野で6割弱を占めることが大きな特徴です。
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