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バリュー&グロース銘柄発掘情報【グロース】湖北工業(6524) 2022/02/15


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---------------------------2022/02/15

       バリュー&グロース銘柄発掘情報 第24号

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 プロフェッショナルの執筆者を中心に、グロース銘柄&バリュー銘柄を毎回1銘柄発掘してレポートする内容です。
 毎月第1第3火曜日配信、1回に1銘柄の深掘りレポートです。


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               【目次】


■はじめに
■【グロース】湖北工業(6524) 客員アナリスト 水島寒月


※本メルマガの一部内容を、億の近道へ抜粋の上掲載することがございますので、あらかじめご了承下さい。


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■はじめに


【バリューグロース銘柄プロジェクトより】


 当サービスは、金融のプロフェッショナルを中心とした執筆者が、その時々の注目銘柄の中からバリューもしくはグロースの企業をピックアップし、分析するものです。
 スタンスは中長期投資です。
 ぜひあなたの株式投資ライフにお役立てください。


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■【グロース】湖北工業(6524)

【会社概要】

◆沿革


 アルミ電解コンデンサ用リード端子の世界トップ企業です。
 アルミ電解コンデンサは、2枚のアルミ箔の間に液体電解質を挟み、電気エネルギーの蓄積・放出機能を持つ電子部品で、アルミ素材は他素材に比べ大容量の蓄電・放出が可能な特徴を有します。

 同社は、リード端子で世界シェア40%を占め、特に車載用では90%の高シェアを誇ります。アルミ電解コンデンサ業界(ニチコン(6996)、日本ケミコン(6997)等)や海底ケーブル業界(NEC(6701)、アルカテル・サブマリン・ネットワーク等)の大手企業への豊富な納入実績を有していますが、その背景には同社の高い結晶育成技術(結晶育成時に厳密な温度管理が要求される液相法での結晶育成技術)が挙げられます。

 1959年8月、滋賀県長浜市にアルミ電解コンデンサ用リード端子の製造を目的として設立されました。
 74年8月、リード端子用の製造工場を本社工場に増設。
 87年12月にシンガポール、94年9月にマレーシアと海外拠点を相次ぎ設立。
 2000年9月には光部品・デバイス事業を開始。
 00年12月、02年6月には中国に拠点を設立しました。


◆事業概要


 21/12期の連結売上高構成比(外部顧客向け)は、リード端子事業52%、光部品・デバイス事業48%です。
 リード端子事業では、上記のアルミ電解コンデンサ用リード端子を展開。
 光部品・デバイス事業では、光ファイバ通信の機器や光モジュールに使用される光部品および光デバイス(一方向の光のみを通す光アイソレータなどの受動部品)を製造・販売しています。
 精密形状の石英ガラスの製造技術および磁気光学材料の製造技術などのノウハウに基づく素子づくり、光ファイバの高精度整列技術、光学部品の高精度インテグラル技術(光学部品を0.001ミリメートルの精度で調整固定する技術)などに基づく精密組立の一貫生産が強みとしています。

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