バリュー&グロース銘柄発掘情報【グロース】日本電解(5759) 2022/05/06
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バリュー&グロース銘柄発掘情報 第29号
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プロフェッショナルの執筆者を中心に、グロース銘柄&バリュー銘柄を毎回1銘柄発掘してレポートする内容です。
毎月第1第3火曜日配信、1回に1銘柄の深掘りレポートです。
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【目次】
■はじめに
■【グロース】日本電解(5759) 客員アナリスト 水島寒月
※本メルマガの一部内容を、億の近道へ抜粋の上掲載することがございますので、あらかじめご了承下さい。
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■はじめに
【バリューグロース銘柄プロジェクトより】
当サービスは、金融のプロフェッショナルを中心とした執筆者が、その時々の注目銘柄の中からバリューもしくはグロースの企業をピックアップし、分析するものです。
スタンスは中長期投資です。
ぜひあなたの株式投資ライフにお役立てください。
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■【グロース】日本電解(5759)
【会社概要】
◆事業概要
~高機能銅箔の専業メーカー。国内、米国で高シェア誇る
同社は電解銅箔の専業メーカーです。
電解銅箔は、硫酸銅を主成分とする電解液から電気分解により、金属銅を薄膜状に析出生成させ、加工して製造します。電子・電気機器には必ず使用される重要素材で、電子・電気機器を制御する電気信号を伝える回路基板の導体は、ほとんどが電解銅箔で形成されています。
特に、EV(電気自動車)などに搭載するリチウムイオン電池や5G(第5世代移動通信システム)関連デバイスに使用されています。
電解銅箔の専業メーカーとしての同社の強みは、付加価値の高いハイエンド製品(高機能銅箔)に特化していることです。
一般の銅箔に比べ、1.5倍以上の抗張力(引っ張りの強さ)を有するため、リチウムイオン電池に使用する銅箔を薄くすることが可能となり、EVの航続距離を延ばすことにつながっています。
また、一般の銅箔に比べ、2倍以上の加熱後の柔軟性も有しており、膨張と収縮の繰り返しを強いられる車載電池用銅箔として、その柔軟性が高い信頼性につながっています。
20年の車載電池用の国内シェアは60%弱、北米で40%程度に達しており、主要な取引先は、パナソニックとトヨタの子会社のプライムアースEVエナジーの2社となっています。
1958年、電子回路基板用の銅箔製造を目的として、日立、住友ベークライト、高速電気鋳造の共同出資により設立。ファンド(MSD企業投資一号)による子会社化などを経て、2019年に日本電解に商号変更。
21年6月に東証マザーズに上場。現在は東証グロース市場に上場しています。
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