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【炎】炎の投資情報2023/3/27

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投資情報メールマガジン                   2023/03/27
         炎 の 投 資 情 報 (第439号)

        -プロが導くお金創造のための投資情報-
                            週1回発行
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 株式投資には不安がつきもの。山あり谷ありの株式相場を冷静に眺めるアナリストが発信する情報をお楽しみ頂ければ幸いです。

 志を大きく持たれた読者各位の大いなる発展と成功を祈願しております。
 ご一緒に頑張りましょう!!

 なお、一部を「億の近道」に掲載することがありますので、あらかじめご了承下さい。

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              -本日の目次-

  ■はじめに
  ■今後の相場展望
  ■好業績高配当利回り銘柄についてのショートコメント(4銘柄)
  ■炎の中長期注目銘柄のショートコメント(7銘柄)
  ■次回予告

         報告者:炎のファンドマネージャー

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■はじめに

~配当狙いからキャピタルゲイン狙いの展開を意識~

 今週は3月の最終週。これまでの金利上昇に伴う金融システムの混乱が欧米で巻き起こり波乱を生じましたが、皆様の運用成果はいかがでしょうか。
 波乱の中で令和5年の株式相場もはや3か月が経過しようとしています。

 30日の配当落ち後の株式相場の展開について皆様はどのようにご覧になっておられますか。相場全体が頭重くても個別株にはまったく別の視点から評価が高まったりもしますし、その逆の展開もあったりもします。
 ここではじっくりと中長期的な展望を踏まえての備えをしておく必要がありそうです。
 配当重視の視点は今後も継続しますが、4月以降はキャピタルゲインを確保しようとする条件も整うかと期待され、業績展望なども背景に4―5月相場を引き続きポジティブに見ていきたいと思います。

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■今後の相場展望

 先般からの金融市場の混乱はなおも続き、クレディスイス銀行から今度はドイツ銀行へと関心が移っていますが米国での混乱は政策当局の対応で収まりつつあるとの印象です。
 食料価格の高騰が伝えられてはきましたが、原油価格が落ち着き為替相場も1ドル=130円程度に落ち着いてきた流れもあり日本の消費者物価もやや落ち着いてきているとの印象があります。

 日本株は海外市場の動向を横目に上にも下にも行かない膠着状態が続いてきましたが、4-5月についても同様の基調が続くと想定されます。

 日経平均は昨年3月安値2万4681円を安値に下値を徐々に切り上げつつある一方で、上値も抑えられる三角保合いの展開が続いてきました。
 同様にTOPIXも昨年3月の1755ポイントをボトムにして下値切り上げの展開が見られ、3月は一時2071ポイントの高値をつけていましたが、高値をつけてからは金融不安の渦に巻き込まれてしまいました。
 日経平均にしろTOPIXにしろ基調は徐々に上向きつつあります。絶えず何らかの予期せぬショック安を念頭に入れながらも株式相場にとって重要な企業価値の高まりを踏まえてのリスクテイクにチャレンジする動きを期待したいところです。

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