バリュー＆グロース銘柄発掘情報【グロース】ベルク(9974) 2022/02/01

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－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－2022/02/01

　　　　　　　バリュー＆グロース銘柄発掘情報　第２３号

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　プロフェッショナルの執筆者を中心に、グロース銘柄＆バリュー銘柄を毎回１銘柄発掘してレポートする内容です。
　毎月第１第３火曜日配信、１回に１銘柄の深掘りレポートです。

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　　　　　　　　　　　　　　　【目次】

■はじめに
■【グロース】ベルク（９９７４）　客員アナリスト　水島寒月

※本メルマガの一部内容を、億の近道へ抜粋の上掲載することがございますので、あらかじめご了承下さい。

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■はじめに

【バリューグロース銘柄プロジェクトより】

　当サービスは、金融のプロフェッショナルを中心とした執筆者が、その時々の注目銘柄の中からバリューもしくはグロースの企業をピックアップし、分析するものです。
　スタンスは中長期投資です。
　ぜひあなたの株式投資ライフにお役立てください。

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■【グロース】ベルク（９９７４）

【会社概要】

◆沿革

　同社はイオン（８２６７）の持分法適用会社で、埼玉県を中心に食品スーパーを展開しています。本社は埼玉県鶴ヶ島市です。

　１９５９（昭和３４）年、創業者である原島善一氏が、生鮮食料品などの小売販売を目的として主婦の店秩父店を設立したことに始まります。
　８３年、主婦の店ベルクに商号を変更。さらに、９２年に現商号（ベルク）に変更しました。
　９９年、埼玉県寄居町に物流センターを開設。
　２００６年、イオンと業務・資本提携契約を締結しました。現在のイオンの出資比率は１５．０％です。イオンとの提携後、出店ペースを年４～８店舗に加速。店舗は「ベルク」の屋号で埼玉県を中心に首都圏の１都６県に展開しており、２１年１１月末の店舗数は１２５店舗。そのうち埼玉県の店舗は７７店舗と６２％に達しています。

◆事業概要

　販売する商品は青果、海産、精肉、デリカを扱う「生鮮」と、一般食品、菓子、雑貨、グロサリーギフトを扱う「グロサリー」に分類され、「グロサリー」の売上高が上回っています。

　低価格で品質の良い商品が消費者の支持を集めており、既存店売上高は１４年２月期以降、前年水準を上回って推移しています。
　同社の店舗経営は、徹底した「標準化」が大きな特徴です。売場レイアウト（約６００坪）、什器・設備、従業員の作業割りなどを統一しており、本部主導で各店舗を管理することが容易なメリットがあります。
　店舗運営と本社機能の分業制を徹底していることによる高い効率性も特徴です。

　また、埼玉県北部の２つの物流センターと千葉エリアをカバーする第３センターの３つの物流センターを展開。庫内業務を自主運営しています。
　９９年に開設した第１物流センター（埼玉県寄居町）では、自動検品仕分けシステムや４温度帯管理に対応。１４年に開設した第２物流センター（埼玉県美里町）では青果の加工・パッキング機能を加えました。
　２１年に開設した第３センター（千葉県市川市）は、千葉県など首都圏東部での店舗展開に対応しています。