バリュー&グロース銘柄発掘情報【グロース】オークマ(6103) 2022/04/05
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---------------------------2022/04/05
バリュー&グロース銘柄発掘情報 第27号
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プロフェッショナルの執筆者を中心に、グロース銘柄&バリュー銘柄を毎回1銘柄発掘してレポートする内容です。
毎月第1第3火曜日配信、1回に1銘柄の深掘りレポートです。
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【目次】
■はじめに
■【グロース】オークマ(6103) 客員アナリスト 水島寒月
※本メルマガの一部内容を、億の近道へ抜粋の上掲載することがございますので、あらかじめご了承下さい。
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■はじめに
【バリューグロース銘柄プロジェクトより】
当サービスは、金融のプロフェッショナルを中心とした執筆者が、その時々の注目銘柄の中からバリューもしくはグロースの企業をピックアップし、分析するものです。
スタンスは中長期投資です。
ぜひあなたの株式投資ライフにお役立てください。
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■【グロース】オークマ(6103)
【会社概要】
◆事業概要
~ロボットシステムの拡販を強化へ
同社は工作機械専業大手メーカーです。
「機械を作る機械」である工作機械は「マザーマシン(母なる機械)」とも呼ばれ、自動車、航空機からスマホまで多様な製品を製造するために欠かせない装置です。
同社は、自社製NC(数値制御)装置を搭載する機電一体型の工作機械に強みを持ち、自動車、航空機向けなどのマシニングセンタ(工具を自動で選択・交換でき、穴あけや面削り等複数の加工を一台でこなす)を主力としています。
本社は愛知県丹羽郡大口町です。
1898年、大隈栄一氏が大隈麺機商会を創業し、製麺機の製造・販売を開始したことに始まります。
1904年、工作機械の製造を開始。
18年、株式会社化し、大隈鐵工所を設立。
37年には工作機械生産額で国内首位となりました。
戦後の63年には、絶対位置検出方式のNC装置(OSP)を自社開発し、わが国唯一の機電一体の総合メーカーとなりました。
72年にはCNC(コンピュータ制御のNC)を自社開発。以降、同社の全てのNC機はCNC装置付きとなります。
91年、社名をオークマに変更。
05年、オークマ、大隈豊和機械、大隈エンジニアリングの3社が、オークマホールディングスの傘下となり、経営統合。
06年、これら4社が合併し、社名をオークマとして現在に至っています。
現在は、工作機械のIoT(モノのインターネット)に対応する新世代知能化CNCの展開に注力しつつあります。自動化や無人化の強化を図り、工作機械とロボットを融合させたロボットシステム「ROIDシリーズ」の拡販を強化しています。
21/3期の連結売上高構成比は、NC旋盤20%、マシニングセンタ53%、複合加工機22%、NC研削機2%、その他3%でした。
また、21/3期の顧客所在地別の海外売上高は60%で、内訳は、米州
26%、欧州14%、中国13%、その他アジア・パシフィック7%でした。
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