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特別編:本日の有料メルマガコラムから 最近の日本株の動きは大型株より中小型株の株価上昇が目立つ

本日は特別に、有料メルマガ・石川臨太郎の「生涯パートナー銘柄の研究」の最新号から、コラムの一部を掲載いたします。

 自立した投資家、石川臨太郎の最新コンテンツをお楽しみ下さい。

=コラム「最近の日本株の動きは大型株より中小型株の株価上昇が目立つ」=

 (有料メルマガ第422回・2017/3/7配信号)

【前略】

 去年の米国大統領選挙の後から信じられないほど投資環境が良くなって、私も株式で運用している資産が一気に増え出しました。

 妻からは、

「株の儲けは売って実現してから儲かったと言ってほしい。いままでも株が上げている時は『今年は儲かってるぞ~』と大口をたたいても、絵に買いた餅ばかりで、実際に株で稼いだ現実の利益(=減らないキャッシュに換えた実現した利益)を見ることがない。去年は年初から株価の下落に怖気づいて『儲かっている』という話は聞かなかったけれど、今年は耳にタコができるほど儲かっているという言葉を聞くことが多くなった。今年こそ、動いて消えてしまう幻の利益なんてもういりませんから、儲かったというならその一部でも現金に換えて私にちょうだい。」

とキツイ一発をかまされました。

 そう言われてみると、私の相場感は『いまは圧倒的に株に資金を投資し続けるべき時期だ』というというものです。「いつ買うの」「いまでしょう」という感じです。

【中略】

 投資環境だけ見ていると、去年までがウソのような春爛漫のポカポカ陽気です。『不安と感じることがまったく無い。それが不安材料だ・・・・』ということも相場にはあります。こんなときには思いもかけなかったリスクが天から降ってくるか、地から湧いて出て相場の大きな波乱要因になってしまうことが、長い相場経験から考えると、必ずのように起きたことも思い出しました。

 東日本大震災と原発事故が起きたときのことを思い出せば、理解しやすくなると思います。

 あまりにも投資環境が良すぎるので、自分の投資のリスク管理を行なっているのが『冷静な自分』なのか『欲に浮かされた感情的な自分』なのか客観的に自分で把握できなくなっているリスクも感じるようになりました。

【中略】

 いままで行動ファイナンスの本もだいぶ読んできましたが、行動ファイナンスでは心理学を活用し、人間の投資行動を研究します。そして「感情によって人はお金に関して過ちを犯す」ということがわかってきます。

 恐怖感、欲ばり、自信過剰、自信のなさ、失望、後知恵、仕立て上げ、損失嫌悪、いろいろな感情がタイミング投資を志向する投資家を襲い、誤った行動を取らせてしまうようです。

 やはり、長期で株式市場に資金をおいておく長期投資(ただし同じ銘柄を持ち続けるとシャープに投資した人が大損害をうけたように、東京電力に投資した人や破たん前の日本航空に投資した人が資産を失ったようなことが起こりますから、銘柄入れ替えは大事です)が一番なようです。

 このことを私に当てはめて考えて見ても、株式市場にお金を預け続けることの重要性を痛感させられることが、去年の年末からここ3ヶ月の間で起こりました。

 私がサラリーマンを卒業してから11年以上が経過しました。

 この間にアベノミクスがあったので資産を増やすことは出来ましたが、最初の5年間は資産を増やすことが出来ませんでした。しかしサラリーマン卒業前に貯めた資金や退職金などを取り崩すことはなく、家賃収入と配当収入だけで生活をすることが出来ました。

 いまのように投資環境が良い環境下でも、大型株に投資して痛手を受けるような、ミスターマーケット(=投資家の総意、投資したい企業に投資している投資家の総意という意味で使っています)の判断と、自分の判断が大きく違うことも良く起こります。

 過去の経験では、この株価の下落はチャンスだと考えて買いに走ると、そこから大きく続落し、意地をはって買い増していくと、気がついたときには当初に予定した以上の株数を買っており、しかも多くの含み損を抱えているということも良く起こるようになります。

【中略】

 このような過去の経験から、自分のリスク管理のルールは投資環境が悪いときばかりではなく、良いときにこそ守っていくべきだと考えています。

【後略】

経済的独立ワクワク!サポーター 石川臨太郎

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 まずは業績が良く低PERの優待銘柄7社をピックアップ。そして先月のテーマレポートで取り上げた優待銘柄3社の再チェックを行っています。その他、業績減益修正や、赤字などのネガティブな要素があっても株価が上げた5銘柄を参考に挙げています。

 また、コラムでは、「最近の日本株の株価の動きを見ていると、大型株より中小型株の株価上昇が目立つと感じます。またPERやPBRなどの投資指標が役に立つ投資環境が戻ってきたとも感じています。」と題し、好調なときのリスク管理や、筆者が最近実践している投資手法などを取り上げています。

 さらに、2017年初からのすべての研究銘柄20社を検証し、傾向を把握した上でさらなる上昇の可能性をさぐっています。下記パフォーマンスを参照下さい。

 今回の有料メルマガで取り上げた銘柄数は、過去最大の32銘柄(重複除く)です。

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