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介護支援者の難しさ

高齢者介護に関しては、利用者さんの方が年齢が高い場合が多く介護の仕事の中でも比較的倫理観や自分を保てることで虐待には繋がりにくい要素があります。

ただ、障がい者支援の分野で利用者さんの年齢低くなると支援のスキルが更に求められます。

障がい(この記事の中での障がいとは身体や、知的など自身の障がいと定義して進めます)とともに生きる中で、未来に獲得できる可能性を一緒に模索して取り組んでいくことが多くあります。

その際出てくるのが、職員主導での支援。(本来はそうではないと考えるのですが、支援者側が伝えるという行為が多くなるためこの表現を使っています)

この職員主導が無意識に上下関係や支配的な感覚を生み出す要素を含んでいます。

そして、最初に考えたプログラム通り行かなかったり、利用者さんが職員のイメージ通り行動できない場合職員の方にストレスがかかります。

そうなると職員側は自己コントロールを失い感情に支配されて気づいたら支配的な態度や言葉掛けで利用者さんに接してしまう。

これが虐待のプロセスのひとつではないかと考えます。

そこには高い倫理観や自己コントロール能力を必要とします。『介助方法』が上手くなることはとても良いことですが、この部分も占める割合はかなり高いと感じます。

支援者側が自己を知り、相手の状況を冷静に捉え考えることが求められるわけです。

これは支援者側への努力を課すことで解決することでは無いと考えいます。

支援者の環境整備と、そのコントロール方法の研修や勉強会が必要だと考えています。

勉強が必要なお仕事ですが、そのことは自身の人生においても有利になる内容でもあると思います。

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