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農業に従事することの意味

【本日の気づき】
農業や一次産業に従事することの最も大切な意味は、「日本的霊性」を身を持って会得することではないだろうか。

鈴木大拙が「日本的霊性」は鎌倉時代において絶頂に達したと言っていた意味が分かった気がする。平安奈良の貴族文化では日本人の身体と魂はまだ十分に大地のエネルギーと混じりあっていなかった。天津神と国津神の和合はまだ十分ではなかった。空海も最澄も庶民の心には届いていなかった。

日本らしい農業集落の形成、御恩と奉公の信頼関係などあらゆるものが成熟し、そこに親鸞が登場し、日本全国津々浦々歩いた。で、大事なのは庶民の側には一次産業の暮らしを通じて得ていた素地があったことだ。昔の人は誰もが大地の声を聴くことができた。風の唄に合わせて共に舞うことが出来た。文字通り大地と共に生きることができた。だから西方浄土に阿弥陀如来の慈悲ある世界を見ることができた。

じいさんの真瀬本を読んでわかった。農業と密接に結びつく暮らしがあってこその感性と覚醒なのだと。

チームみどりのの皆さんが畑やろうって誘ってくれたことにあらためて感謝。畑やる気満々になったよ。



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