【知らないとヤバい】日本はどこへ向かうのか②「脱炭素社会」に向かっている!ということは…
その②です。
ここでは、「すでにマスコミで取り上げらている情報」をもとに、日本がどういった方向に向かっているのかを予測していきます。
日本だけではなく、世界が向かっている方向でもあるのですが、これは「とんでも話」でも「都市伝説」でもなく、「すでにマスコミに取り上げられている話」です。
今、世界で何が起こっているのか。
何が起ころうとしているのか。
新聞やテレビなどで、大胆に報道されているものもあれば、オブラートに包んで報道しているものもあります。
そういった報道から、
真実に「気がついている人」もいれば「気がついていない人」もいます。
今、世界はどこへ向かっているのか
前回の、その①で前提をお話しました。
どういった視点で記事を読んでいけばいいか、というのはその①をご覧ください。
今回は具体的に記事をご紹介しながらお伝えしていきます。
脱炭素社会!カーボンニュートラル!
まず、こちらをご覧ください。昨年から特に多くなってきた単語を抜粋しました。
<以下、日経新聞より>
2020年12月30日の朝刊の1面に、日経平均が20年ぶりに高値をつけたことが掲載。株が上がっていて、その主役が「デジタル・脱炭素」銘柄であると続いています。
同じく1面に、政府保証で初の「環境債」が発行される見通しの記事がありました。
また、ESG(環境・社会・企業統治)投資の推進は国際的潮流だともあります。
他にも1面には「脱炭素緩めず」といった記事もありました。
2020年10月、菅内閣総理大臣は2050年カーボンニュートラル、脱炭素社会の実現を目指すことを宣言しました。これを踏まえ、経済産業省が中心となり、関係省庁と連携して「2050年カーボンニュートラルに伴うグリーン成長戦略」を策定しました。経済産業省HPより
「カーボンニュートラル」とは、温暖化ガス排出量を実質ゼロにするということです。
以前の記事で、以下の3つの専門用語を分かりやすく解説しています。
ぜひ参考にしてください。
・「カーボンニュートラルに伴うグリーン成長戦略とは」
・「脱炭素社会とは」
・「ESG債とは」
例えば、2030年代半ばまでに全ての新車を電動車(EV)にする目標を掲げるなどです。
いったんここで区切りたいと思いますが、
こういった単語を目にしてどのように感じますでしょうか?
ニュースなどでも耳にするので違和感はありませんか?
温暖化ガス排出量ゼロを目指すって環境にいいことだから好感が持てますか?
世界的な動きだから日本もがんばって目標を達成すべきだと思いますか?
今までの石油を中心にしていた社会はどうなるのでしょうか?
何が見えてくるのか!
脱炭素社会の実現というのは世界的な動きです。
欧米はもちろん、日本政府も同調するように「カーボンニュートラルに伴うグリーン成長戦略」を策定しました。
そして、あの中国も「習近平国家主席が2020年9月22日、世界193ヶ国の首脳が参加する国連総会で【2060年に二酸化炭素(CO2)排出を実質ゼロ】とすることを宣言」しました。
中国も国連で宣言するくらいですから、本当に世界はこの「目標」に向かって進んでいくのでしょう。何かこう揺るぎない強い意志を感じるくらいです。
さらに、2021年1月21日バイデン米大統領は就任早々「パリ協定」に復帰するための文章に署名しました。
パリ協定とは、国連気候変動枠組条約締約国会議(COP21)において2016年に発効されたものです。
京都議定書に代わる、2020年以降の温室効果ガス排出削減等のための新たな国際枠組みです。
パリ協定の概要は以下のとおりです。
・世界共通の長期目標として2℃目標の設定。1.5℃に抑える努力を追求すること。
・主要排出国を含む全ての国が削減目標を5年ごとに提出・更新すること。
全ての国が共通かつ柔軟な方法で実施状況を報告し,レビューを受けること。
・適応の長期目標の設定,各国の適応計画プロセスや行動の実施,適応報告書の提出と定期的更新。
・イノベーションの重要性の位置付け。
・5年ごとに世界全体としての実施状況を検討する仕組み(グローバル・ストックテイク)。
・先進国による資金の提供。これに加えて,途上国も自主的に資金を提供すること。
・二国間クレジット制度(JCM)も含めた市場メカニズムの活用。
・トランプ米大統領が離脱していたパリ協定に、バイデン米新大統領は復帰しました。
こういった記事から「何が見えてくるのか」。
私個人的には、まずは「本当に地球にとっていいことなの?」という視点を持ちながら【各国の首相や大統領などのトップが「脱炭素社会の実現」を宣言しているのだから、今後も世界は明らかに「そこに」向かって活動していくんだな】ということが見えてくればいいと思います。
なぜ脱炭素?地球温暖化?本当は…
脱炭素やグリーン成長戦略、温暖化ガス排出ゼロなど「環境問題」に関する新聞記事は本当に多いです。これらの単語を目にしない日はありません。
TVのニュースも同じです。これらに関連するニュースは本当に多いです。
こういった情報を毎日毎日、目から耳から大量に浴びせられたらどうなるでしょう?
総理や大統領など各国のトップが、環境問題を国民にうったえたらどうなるでしょう?
どうしてそこまでするのか。
このままいけば地球に住めなくなるのでしょうか…?
他にもヒントは出されている!
今後もこういった動き・流れは続くでしょう。
世界がひとつになって、この目標を達成するために爆進してくでしょう。
ここまでお読みいただきましてありがとうございます。今回はここまです。
ハッキリしない物言いの部分もありましたが、ぜひ「その①」をご覧いただいてから、今回のその②をご覧ください。そして考察してもらえれば幸いです。
その③以降も続けて、今後の世界や日本の方向性のヒントとなる「ニュース」や「新聞記事」をご紹介しますので、点と点をつなげるようにご覧いただきますようお願い申し上げます。
次回は「新型コ○ナをお金の流れで見れば別のモノが見えてくる」についてご紹介します。ぜひご覧ください。
追加があります。
最新の関連記事を追加しています。実際の新聞記事やTVニュースからの抜粋です。
この流れは止まらないどころか益々勢いをましているようです→【すでにマスコミで取り上げらていること】(抜粋記事)
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