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セビージャひるね暮らし(25)

※2021年の記録です。

10.10 日 晴れ España旅行第25日目 Sevilla

 3時台、5時台に目覚めるが、二度寝三度寝。たっぷり寝倒して9時13分に活動開始。トレーニング!

 朝食は超軽。トマテ、サラディトス(塩豆)、スモデナランハ。で、グローリア土産のメロンを切る。半分食う。それで充実。食後にカフェ。しかしまっことグローリア土産のおかげさまで充実の食生活だった。残りはメロン半分とリモン1個。これはセルベッサに入れて飲んじまうか。

 今日も涼しく過ごしやすい一日になりそうだ。実質セビージャ最終日。だからって特に何するわけでもない。今まで同様に過ごすだけ。お土産だが、セビージャ独自のものって特に無いんでマドリで何か買うことにする。家用はロサからもらったアルダレスのオリーブオイルとビナグレ(ワインビネガー)で、後はスペイン語クラスに何か甘いもの。

 涼しいのはいいのだが、やっぱアンダルシーアは「夏」だと思う。来年は絶対に7月8月に来たい。嫁さん次第であるかな。

 訃報 10月7日 柳家小三治 心不全 享年81

 この人のCDセットもけっこう苦労して売らされたっけ。懐かしい思い出です(遠い目)ってか。2日には高座に上がってたそうだ。この年でバリバリの現役で亡くなったのなら、それはそれで大満足の人生だったと思う。

 もう一人。

 訃報 10月10日 アブドルカディル・カーン 享年85

 パキスタンで核兵器を開発し、イランや北朝鮮にも技術供与した。アメリカやEUからすればトンデモ博士だろうが、「国連」すなわち「連合国」による核の独占を破った功績は評価すべきだと思う。

 ニューズピクスにコメ。

減ったところで日々のカウントをやめにしてほしい。冬場になればまた増えるでしょう。コロナウイルスってのは要するに「風邪ウイルス」なんだから。新コロだけが特別なわけがない。専門家に聞くまでもなく経験則として分かります。
その「感染症の専門家」にはキチンと解説してほしい。「人流抑制」しか提言せず、学校を封鎖してこどもから教育の機会を奪ったり、飲食店いじめの禁酒法をやらかしたりしたわけですよね。その「人流」がガンガン増えまくっているのに新規陽性者数は激減しています。なぜですか?
解説不能なら、二度とよけいな「提言」などせずに、研究にいそしむなりなんなりに専念していてほしい。

 さて、ちょっと歩いてくるか、の13時12分。

「都心」を抜けて外周大通りまで。ドイツ人だらけ。小人になった気分。

 今回が最後の「プエルタ・デ・ラ・カルネ」に入る。サッカー中継まん前席でチピロンフリト(小イカフライ)にカーニャ2杯。5.60。ここはホントいい店。来年もまた通おう。

 ヌエバ広場じゃスペイン各地方のミニミニ物産展的なことをやってて、真ん中のステージでおねいちゃんがバイオリン弾いて、テノールのおっさんが歌ったりしてた。いかにも公共団体主催で商売気ゼロ。誰もおらん露店が大半だし。つまらん。

 帰宅直前に隣りのチノ店で初めて買物。缶セルベッサとポテチで1.80。帰宅して、窓を開けて風を通して、足を洗ってヘレスをきこしめしてる15時07分。

 何度も書くが、こんだけの「都会」が徒歩圏にぎゅーっと圧縮されているのがセビージャのユニークにしてすごいところ。東京で言えば明治神宮(カテドラル)と日比谷公園(スペイン広場)と銀座(シェルペス&ティトゥアン通り)と歌舞伎座(闘牛場)と浅草(ここいらへん)をまとめてパックしたみたいな感じ。そのすぐ横を荒川(グアダルキビール川)が流れてる。こんな町を、現在あらためて作ろうと思っても絶対不可能。ディズニーリゾートの劣化版みたいなハリボテ町がせいぜいでしょう。今や怪奇スポットに変貌した「清里」のような。

「魔女宅」の舞台条件は「海に面した町」だったらしいが、セビージャに海はいらない。グアダルキビール川で十分。この川が大西洋へ、そして新大陸まで直結してるんだから。

 ウオトカ水割り舐めつつ、「ラピュタ」の続きを見てしまう。スペイン語勉強には確実になっとるね。で、シエスターの16時13分。

 目覚めて17時前。そんなに眠れなかった。

 明日の支度で荷物をざっとまとめる。つか、リビングに移動しただけ。缶セルベッサにリモン絞って飲んでみる。身体に良さそうだが味は???

 エルクレス公園でゴミ出し。そっから「塔」経由で川岸へ。夕焼けの写真を撮る。河川敷をしばし歩く。今夜がセビージャ最後の夜だと思うと、自分のような冷淡な人間でもちょっとは感慨深い。適当戻ってエルクレス公園経由で帰路へ。ランドマークの有り難さ。で、休みかと思ってたマス(スーパー)が開いてたので、プチプチ買い出し。缶セルベッサに最後の夜のぜーたくとハモン・イベリコ10.95を奢る。計11.95。「東海城」がもうすぐ開きそうだったのを、ぐっとこらえたご褒美でもある(笑) 3回が限度。4回中華食ったら「負け」でしょう。

 帰宅して20時半。「上」に客が入ってた。窓開け放してボーッとしてた。

 で、始めたザマスよ。安ハモンにセルベッサ。そしてイベリコ、赤ビノという展開。トマテも追加だ。

 Netflix&ジブリをググって分かった。去年から配信を始めたが、日本、アメリカ、カナダは対象外。日テレに遠慮して、とかうがったことを書いてる記事もあった。でもVPNなるサービスを使えば可能らしい。これは帰国後試してみてもいいかも。とにもかくにもスペイン語修業のために。

 …「耳をすませば」は何遍観ても、スペイン語吹き替えで観ても、ある種の精神的拷問であるな。自分自身の中学生時代を思い出してプチ死にたくなる。まあ、自分がラノベや何やら書いてるのも、その「死にたさ」を中和せんとしてるがゆえであるからして(笑) 中高生時代に男女を無理くり同じ場所で過ごさせるというのは、セクシャルアビュースであると糾弾される「未来」が見える。

 しっかし、鏡を見て実感する。筋肉は確実についた。特に上腕三頭筋。これはプッシュアップのおかげ。最初のクローズド20回がハッキリ効果を現してる。

 今、5回ずつやってみた。クローズドは上腕三頭筋、ダイヤモンドは僧帽筋、ワイドは胸筋に効いてる。後はプルの上腕二頭筋だな。これは3番目アパルタメントじゃ出来ていない。マドリじゃ何とか工夫したいところ。

 まだ旅は終わってないが、この旅の成果はすでに実感している。自分自身を鍛えること。まずは肉体的に。そして精神的に。さらにスペイン語力を増進する。

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