2023 第1週

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今年のテーマは、できるだけ新しいことに触れる、、にした。
去年、諸事情あってどうしても内向きになってしまっていて、外に目を向ける余裕が全くなかった。まあ悪い方向でその問題が解決したので、今年は色んな意味で切り替えていかないと!と思いながら一週間を過ごした。

ちょうど1年前の1月2日に人生で初めてガールズバーに行った。
そして丸1年経った1月2日にもガールズバーへ。
なんか年始の恒例行事めいてきてしまった。
自分はそういう夜のお店に行くようなタイプではないと思いながらも、友達に連れられていったというスタンスを取りながらも、やっぱりちょっと楽しいなと思ってしまっている。酒と車と女というのが、男のロマンというか話のほとんどを占めるという話を聞いたことがあるが、そのうち二つが入っているんだから、楽しくない可能性はそりゃ低いだろうな、、と。

とはいえ、1回の飲み会で1万円近く使うのはいかかがという理性も持ち合わせている人間なので、年始のお楽しみくらいに取っておくのがいいか。

1月3日には4年ぶりに会う友達と再会した。開口一番に全然変わらないなと言われるのは果たして誉め言葉なのか否か。ただ、自分は周りの雰囲気、ひいては社会の雰囲気に簡単に流されて、根無し草のような人間になるのは避けたいと思っているので、そういう意味では自分の核が揺らいでいないのだと、プラスに捉えておくのがいいんだろう。ともあれ、4年も会っていないと話が弾むものかと思っていたが、やはり、部活の仲間、喋っているうちに高校時代を思い出していった。そして喋る内容も結局下世話な話に落ち着いてくる。

仕事始めが1月4日は早すぎるなと思いながら、出勤した。仕事のことは特段書くことはないけれど、最近はマンネリ感が悩み。この場所にいて自分は何かできるようになっているのか、という成長の実感とか、超えるべき明確な課題みたいなものを見いだせなくなっている。別にそんなものがなくても勝手に日々は過ぎていくので、放っておいたらいいんだけれど、いかんせん自分のこれまでの生き方故、何もしていないことに焦燥感を覚える身体になってしまっている。

「ケイコ 目を澄ませて」という映画を観た。内側から迸るパワーに圧倒される映画だった。感情が表に出ない人は、強く見えるけど、決してそうではなくて、ずっと内なる葛藤と闘っている。岸井ゆきのが言葉を発さないながらも、その微妙な感情の変化を表情やしぐさから表現していて、純粋に感動して、感動しすぎて、エッセイの「余白」を帰り道に購入して、インスタをフォローした。今年初映画は大成功。

余談ながら、駒澤大学が箱根駅伝で優勝し、三冠を達成したけど、強い組織ってどんな組織なのかっていうのをちょっと考えてしまった。というのは、いろんな本で組織論を読んで過去にも考えたことがあったからなのだが。
どんなにいい選手がいても、その選手がどんな選手かでチームは絶対的に変わってくる。「中心なき組織は機能しない」という言葉があるけど、今年の駒澤大学は田澤廉という中心選手が競技面でも人間性でもチームを引っ張り、脇を固める選手たちも強さを兼ね備えていったんだろうなというのが伝わってきた。



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