英検準1級で満点取れたライティングの勉強のコツ7選
毎日ライティングをしてるのに、全然力になってる気がしない
高得点取れる人はどんな勉強してるんだろう
自分の今の勉強法であってるのかな
こんな悩みはありませんか?
ライティングの勉強と一口に言っても、具体的にどうすれば点数が伸びるのか気になりますよね。
私もこれまで英検準1級に合格するために、ライティングはかなり勉強してきました。しかし、効果があったものもあれば、正直時間の無駄だったなと思うものもあります。
そこでこの記事では、私が英検準1級のライティングで満点を取ったときに行っていた効果的な勉強法を大公開します。
今日からマネできるものばかりですので、ぜひ参考にして下さい。
①:例文暗記を中心に行う
ライティングで何よりも大事なのが、この例文暗記です。
過去問を解くとか、予想問題を解くとかなんてのは、ぶっちゃけおまけでしかありません。なぜなら使える英文をインプットしなければ、何も出てこないからです。
英作文は「英借文」とも言われています。つまり、1から自分で考えるのではなく、便利な英文をたくさん覚え、それを使って書くのです。
しかもその方が圧倒的に楽なんですよ。テスト中に1から考えるよりも、ストックしてきた英文を使った方がサクサク書けます。しかも間違いも減ります。
ライティングの勉強は例文暗記が9割と言っても過言ではありません。
とは言っても、例文暗記って具体的にどうすればいいんだ?と悩むと思います。
以下で例文暗記を行う際のポイントを解説します。
②:よく使う表現・文法を意識して覚える
ただ闇雲に例文を暗記する・書き写すというのは、オススメしません。
コツとしては、例文中の便利そうな表現・文法を意識的に暗記すること。
例えば、以下の例文を覚えるとします。
Studying abroad is one of the effective ways to improve people's language abilities. (留学することは、人々の言語能力を向上させる効果的な方法の1つである)
この例文の「be one of the effective ways to」の部分ですが、これってめちゃくちゃ便利だと思いませんか?
「主語」と「to以下」を変えれば様々なトピックで使い回せそうです。
Building tourist sites is one of the effective ways to stimulate the economy. (観光地を作ることは経済を刺激する効果的な方法の1つである)
Using eco-friendly products is one of the effective ways to protect the environment. (環境に優しい製品を使うことは、環境を守る効果的な方法の1つである)
このように、ただ例文を丸暗記するというよりは、例文中の役立ちそうなフレーズに着目して覚えると、本番で使えるライティング力が身に着きます。
ライティングの勉強はこれの積み重ねです。ぜひ意識してみて下さい。
③:よく使う動詞を意識して覚える
よく使いそうな動詞を意識して覚えることも重要です。
なぜなら、1文1文の内容というのは動詞でほぼ決まるから。例えば「制服を着ることは良いことか」というトピックがあったとします。
賛成の立場を取るとして、以下の理由を思いついたとします。
服を買うお金を節約できる
毎朝服を選ばなくてもいいので時間を節約できる
どちらの文も英語にしようと思ったとき
お金を”節約できる”
服を”選ぶ”
時間を”節約できる”
といったように、動詞の部分がメインになりますよね。お金とか服みたいな名詞は英文を書く際にそこまで重要ではありません。大事なのは動詞なのです。
英語は使う動詞によって、後ろの形が決まってきますので(SVOなのかSVOOなのかSVCなのかSVOCなのか)
どんな名詞を使うかではなく、どの動詞を使うかで英文の内容は決まります。ぜひ動詞に着目して覚えましょう。
④:動詞は他動詞・自動詞を意識して覚える
動詞を覚える際のポイントは
それが他動詞(後ろに前置詞が不要)なのか
自動詞(名詞を後ろに置く場合に前置詞が必要)なのか
も意識することです。そうしないと前置詞が必要なのに書かなかったり、逆に前置詞が必要ないのに書いてしまうようなミスが起きます。
そうなると当然減点です。
これに関しては1から覚えるというよりも、例文中に出てきたものから意識していけばOKです。
例えば、以下の例文を覚えるとします。
It is important for children to communicate with each other.
この場合「communicate」の後ろには「with」が必要なんだなということを意識すればOK。
この場合「communicate with」のフレーズで覚えてしまいましょう。
⑤:語法は絶対に押さえる
動詞に関して最後にもう1つ。大事な語法は意識的に覚えましょう。
ちなみに語法というのは、動詞の使い方のことです。
例えば
「allow O to do」
「spend 時間 ~ing」
「prevent O from ~ing」
のようなものですね。
繰り返しになりますが、動詞は後ろの形が重要です。上の例で言うと
「allow」の後ろには「to do」が来る
「spend」の後ろには「時間 ~ing」が来る
「prevent」の後ろには「from ~ing」が来る
ここを意識して覚えましょう。こういった語法の知識を蓄積させることで、ミスのない英文が書けるようになりますし、表現の幅もグッと広がります。
⑥:テンプレを作っておく
テンプレを作っておくと心強いですよ。
序論、本論、結論まで毎回書き方を決めておくのです。そうすればいちいち悩まなくて済みますし、ミスも減ります。
英検準1級のライティングは書き方がある程度決まってますので、テンプレを覚えれば楽チンです。
気になる方はこちらの記事を参考にして下さい↓私が愛用しているテンプレです。
さらに、一番のメインである本論に関しても、テンプレ化しておくと最強です。
もしも、自分で作れる自信がないor今すぐ使えるテンプレがほしい方は、以下の記事をどうぞ。こちらは有料ですが、これさえあればどんなトピックでもサクサク書けます。
私や塾生が満点を取った際の解答を元に、1年かけて作り上げたので有料にしています。
⑦:過去問を解く
最後にようやく過去問です。
例文を暗記する
テンプレを作り上げる
ここまでやって初めて過去問を解く意義が生まれます。過去問を解く際のポイントは以下の3つです。
インプットした表現を積極的に使ってみる
テンプレを積極的に使ってみる
アイデアの出し方を鍛える
まず上2つですが、普段の勉強でインプットした知識をいかに使うかですね。初見のトピックに対して、これまで覚えた知識を使うのって意外に難しいんですよ。
本番いきなりやろうと思ってもたぶんできないです。
そこで過去問を使って実戦練習を積むといったことが重要になってきます。
その際、初見のトピックに対して1から考えるのではなく、これまでインプットしてきた表現・テンプレを意識的に使うことが大切です。
大切なので繰り返します。
インプットしてきた表現・テンプレを意識的に使って下さい。これにより、使える表現というのがあなたの中でガチっと固まってきます。そして本番も使える本物の知識になっていきます。
また、実際に初見の問題を解くことで、アイデアの出し方も鍛えられていきます。
そしておそらく、一番苦労するのがこのアイデアを出すという作業かと。これに関しては、数をこなして慣れるのが一番です。たくさん解くうちに、自分なりのアイデアの出し方が固まってきます。
手っ取り早く知りたい方はこちらの記事をどうぞ↓
アイデアの出し方を1から解説しています。
まとめ:大事なのはインプット!まずは使える表現をたくさん覚えよう!
ここまでライティングの勉強法について解説してきました。
くり返しになりますが、とにかく大事なのはインプットです。使える表現をコツコツ増やしていくことが何より重要なのです。
そうすれば、ミスも減りますし本番で迷うことも少なくなります。
英作文は英借文。
これからはぜひインプットを重要視してみて下さい。それだけでライティング力がガンガン上がりますよ。
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