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2021年フジロックに行ってきた話。④

2021年フジロックに行ってきた話について
今回の④で最後としようと思います。

①出発前抗原検査〜入場

②会場、ステージ前の様子

③会場マナー、スタッフ対応


③を書いている時点で良い締めくくり方が思い浮かばなかったし、フジロックに対する世間の批判がどんどん大きくなっていた時期で、あのまま締めようとするとわたしのお気持ちを書き散らしてしまう気がして終わりを後延ばしにしたものの、場内レポとしてはもうそんなに書くことはなかったりします。
(散発的に思い出した①〜③に関連する内容は今日までにこっそり追記しました)

なので今回は、アフターフォローについてを書こうかと思います。
アフターフォローと言っても、8/31時点では行われていない事なので、こうしてくれたらいいのに、という、いち参加者であったわたしの希望です。

フジロック'21 終了のご報告

フジロック2021の閉幕から一夜明け、
事務局と日高さんから8/24に出された挨拶文

その中には

「現在のところ、会期中の会場においては、ひとりの陽性者も確認されていないことを、まずはご報告させていただきます。

今後も、時間経過と共に情報収集に努め、その結果をあらためて皆様へご報告し、未来のフェスティバルにおける感染防止対策の改善につなげてまいります。

参加された皆様も、今いる場所で引き続き緊張感を持って自主的な健康管理を、何卒よろしくお願いいたします。」

とありました。
このご報告に対して世間、主にSNSでの反応はとても厳しいものでした。

確かに一般的にコロナ潜伏期間が〜2週間と言われている中で、「フジロック終了」と宣言されてしまうと、この先のことを切り離したように捉えられてしまうかもしれない。
だけど、書かれている通り、今後も情報収集と結果報告をしてくれるのであれば、この時点でのこの報告は、本当にただの一時報告であると感じました。

ただ、ひとつだけ気になったのは、
その後日経新聞に掲載されたこちらの記事では

「現地検査で陽性が判明し入場を断った例もあったと明らかにした。」

と記載されており、
この陽性になった方は、会場での陽性者にカウントされないのか?と思ったり…


アフターフォローの要望

あれから一週間、まだ参加者に対する追跡調査はきていません。
二週間したら連絡が来るのだろうか。

今のところ、わたしたち夫婦は体調に問題なく過ごしています。
8/23に自宅に帰り、その週は完全にリモートワークで過ごし、自主隔離生活を送っていました。
周囲にコロナ陽性も発生していません。

だからこそ、大丈夫だったよと、フジロックのために、未来のフェスのために回答したい。

もちろん、わたしたちが運が良かっただけで、帰宅後発症された方もいるかもしれません。
こちらのコロナ感染者数情報サイトによると
東京では8/20〜22の間に10万人中107人が感染しているそうです。


計算しやすいので東京からの参加者だけで計算してみると、フジロックの6割が東京からの参加者だと言われているので、3日間合計参加者3.5万人のうち2.1万人が東京民。
同じ期間の感染者割合で考えると、2.1万人の参加者は東京にいても22人は感染することになる。

だからフジロック参加者からの陽性発覚者が全くゼロでなくても良いというか、それは有り得ないと思うんです。

それが成功だったのか失敗だったのかの判断は、人によって、考え方によって絶対に異なってしまうと思います。
だけど数値情報は絶対的なものなので、そのデータを集めて公開することが、今年フジロックを開催した意味があったと言ってもらえる足掛かりになるのではないかと思います。

だけど、正直に答えない人が居るかもしれない。
また、やり方によっては悪意を持って回答する人が混ざるかもしれない。

そこで、ひとつ追跡調査の方法を考えてみました。
抗原検査の申し込みと同じルートで調査アンケート連絡を行ってはどうだろうか。
抗原検査の申し込み案内はチケット購入したプレイガイドから連絡メールをもらい、外部サイトにて申し込みを行いました。
同様の手法なら、確実にチケット購入者に連絡がとれるし、外部サイトで回答なら匿名性も確保されるため、正直に回答する人も多いのでないかと考えました。

最後に


今年のフジロックはまだ終わっていないと思っています。
まずは2週間後(もう今週末になりますが)、
KEMURIの伊藤さんが言っていたように、参加者みんな元気に笑っていられるか。
そして新潟にもご迷惑かける結果になっていないか。

それが確認できて、やっと一安心できるのだと思います。
だから切実に追跡調査と結果公開を望んでいます…
それによって、この先の音楽業界と音楽ファンにとって良い方向に向かいますように。

最後まで読んで下さり、ありがとうございます。

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