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2021年フジロックに行ってきた話。①

わたしはフジロック6年目。
そして夫は14年目。
ただの会社員夫婦です。
ただの一般人ではありますが、有泉智子さんのnoteを読み、現地にいた人間のレポートがもっと世の中に出たら、フジロックの為になるのではないかと思い、登録して放置していたnoteを遂に使います。

結論から言えば、
運営は決して杜撰ではなかった。
だけど改善の余地はやっぱりあった。
人はびっくりするほど少なかった。
残念ながらルール違反の客も少しだけ居た。
だけど会場マナーは例年以上、抜群に良かった。

です。

なるべく詳細に、わたしが見た感じたありのままを
小分けにダラダラとになるとは思いますが、
書いていこうと思います。

とりあえず、出発前のわたしの気持ちなどは
書いていたら時間がかかりそうなので飛ばす。

出発前抗原検査

すでに世間に知られているように、
申請した人に対し抗原検査キットが送られてきました。
しかしなぜ申請式だったのだろう。
どうせリストバンドも郵送するのだから、
検査キットも一緒に送ってくれてよかったのに。
そういえば毎年リストバンドは丁寧に透明な小袋に入れられて送られていたのに、今年はむき出しで茶封筒に入れられていたので、そんなところでも運営も色々忙しいのだろうなと感じたり。


コロナ抗原検査の方法はインフルエンザの抗原検査と同じだと聞いていたので、
自分で鼻の粘膜まで突っ込むの?
そんなの怖くてみんなちゃんとできないじゃん?
と思っていたら、唾液方式だったので一安心。

発症していないと抗原検査は反応しないとのことだったので、出発前日の寝る前に実施。
15分も待たずして結果は出てきました。

二人とも陰性だったのでまずは安心して就寝。


駐車場から会場まで

わたしたち夫婦は新潟ではない中部地方から参加。
交通手段は自家用車です。
トイレ以外どこにも寄らずに苗場に到着。
例年通り、駐車場は場内②
(会場前ではなく、少し歩いて離れた苗プリ前)

駐車場に着いたのは大体10時前。
今年はいつもより早く着いたからか、会場周辺の苗場の町を歩く人がものすごく少なかったです。

駐車場から歩き始めた時に、オフィシャル駐車場が事前販売制だと知らずに入ろうとした車がスタッフに止められていて、こんな状況でも、何も知らずに準備せず来る人も居るのかと少し驚き。

それ以上に驚いたのは、
これ場内②使ったことある人にはどこの店かわかってしまうと思うんですが、駐車場から入場ゲートまでの間の出店で普通に缶チューハイなど酒類販売していた事。
1日目にわたしが通過する時には購入していた来場者は見なかったけど、2日目の朝は店の横で缶を持っている人を見かけました。

会場内では当然アルコール販売はしていません。
会場外の現地の方に対してフジロック運営がルールを強制することはできないと思うけど、
運営も参加者もできる限り現地の人に迷惑をかけたくないと思っているのに、
当の現地の人が利益目的でそういう事するのは本当にやめてほしい…
もちろん買う方も買う方だとは思うけど、
売る方も売る方だと思うんです。
行きは大々的に「缶チューハイ○○円」と貼り紙出てたけど帰りは貼り紙無くなっていたのは、売り切れたからなのか、近くの交通整備するスタッフに咎められたのか…?

ただ、少なくともわたしは3日間、そのお店の前以外では、明らかに飲酒している人を見ませんでした。

謎の消毒スポット

入場ゲートに向かう途中に
なんでこんなところに?という特に何もない場所に消毒液だけが用意されていて
こんな手前にあるならもっと先にも用意されていているだろう
その間飲食もトイレも行かないし、とスルーしていたら、
他にもそういう人が多かったようで、
翌日の朝のニュースでそこの消毒スポットが
「消毒液があるものの参加者は無視しています」と取り上げられてしまっていました。
後述しますがその直後の検査ゲートで全員手指消毒するので、入場時にはあそこに消毒液はなくても良かったと思うけど、
2日目の朝に気づきましたが、位置的にあれはシャトルバス乗って帰る人用に用意されていたのかもしれない。


検査ゲート

いつも撮影スポット&手荷物検査場となる入場ゲートのはるか手前に、今回は検査ゲートが設けられていました。
検査ゲートの横は抗原検査ブース。
事前に抗原検査していない人用なので我々はスルー。

検査ゲート前は列を成すようロープで区切られていたけど前後左右の間隔を示す印が無かったので、多分、印がサポートしてくれていた場内ステージ前より少し密に感じました。

途中タオルを落としたカップルが居たので拾って渡したけど
コロナだから拾わないほうが良かったかなぁ
ありがた迷惑だったかなぁ、なんて考えていたところに
そのカップルがゲートに掲げられた禁止事項を見ながら
女「モッシュもダイブも禁止だってさー」
男「えー俺ダイブはするタイプよ?」
なんて話をしていたのが聞こえて、
馬鹿野郎!お前のタオルなんて拾うんじゃなかったよ!!
と、心で少しイライラ。
(結果としてダイブなんてできる状態ではなかったのだけど、それはまた後日)

入場検査の手順としては
①アプリに事前登録した顔写真の確認
画面の確認はされるが、顔写真は家で事前撮影したマスク無し状態、当日はマスク着用のままなので、何をチェックしていたのかはよくわからなかった
顔写真と一緒に住所と連絡先も登録したので、登録する事に意義があるということ?

②手をかざして体温測定&消毒液散布
ここで全員手指消毒。効率的。
終わったら紙製の検温済み証リストバンド配布。
なおこのリストバンド、後々特に確認される事がなかったです。

③荷物検査
かばんを開けて、覗き込む程度で、中身を出してのチェックは無し。例年通り。
「お酒入っていますか?」「入ってないです」の問答も例年通り。
今年はもう少ししっかりチェックしたほうが良かったんじゃないかな?
と思いつつ、ここで時間かかってたら密発生するので、性善説に頼るしかないのかなぁとも思う。

④ゴミ袋を貰う(任意)
今年のゴミ袋は食べれなくなった古米を加工しているらしく、とてもお煎餅の香りでした。

入場ゲート

例年であれば、こちらがリストバンドチェック&手荷物検査場。
撮影時間が違うので完全な比較にならないとは思うのですが、
これが2019年の11時半↓


これが今年の10時半↓

とても人が少ない!!
初日金曜の朝一番、
単純に参加者が少ないのも当然あるし、
検査ゲートを分けたことで混雑回避になっているのもあるし、
検査ゲートとこの入場ゲートの間に物販エリアがあるので
そこでまた人が分散されている可能性もあると思いました。

来場者の印象

駐車場から入場ゲートまで歩いていて感じたのは、
例年に比べて若者(20代?)の割合が多い気がするということ。
だからどうというわけではありません。
ただ、所謂皆勤賞レベルのベテランフジロッカー的な年齢の方が少ないように感じたので、若者は逆に多く感じたのかも。
ベテラン勢が居ないのは海外アーティストが居ないから?
若者が多かったのは1日目はmillennium paradeの影響だと予想。
RADWIMPSは我々夫婦世代(30代〜40代)だと勝手に思ってたんだけど、今の20代より下の世代にも人気なのかな。
君の名は。だし。

結局3日間通して会場内を振り返ってみても、やはり1日目、2日目は若い方が多かったです。
3日目になると、ベテラン勢的年代の方の割合が増えたように感じました。
毎年恒例パンダマンを見たのも3日目だけでした。
やはり今年は出演アーティストによって参加者の年齢層が変化していて、かつ皆さん目的のアーティストが出る日に絞って参加しているのかなという印象でした。

あと、何故かはわからないけど、今年は3日通して子連れ客がとても多いと感じました。
年々子連れが増えているとは思っていたし実際そうらしいと記事で読んでいたけど、今年は特によく目に入りました。

週刊誌やニュースで言われている歩行中の顎マスクは全く見なかったです。
ウレタンマスクは事前に公式サイトで不織布が推奨されていた割には意外と居るなという印象。
有泉さんは、東京の街中より少ないと言われていましたが
わたしは田舎出身なので、東京に比べると日々のウレタンマスク遭遇率が低いので印象が違うのだと思います。

本日はここまで。
次回、会場の様子から書こうと思います。

お読み下さりありがとうございました。

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