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夢想眼鏡

先月、NHKの番組で『まいにち養老先生、ときどき…2023 冬』をみた。
過去にも2回にわたりこの番組を見て、本やYouTubeの講演でみる養老先生とは、また違ったプライベートな面を垣間見れて、先生のことをさらに好きになった、そのきっかけとなった番組だ。
今年も放送があると知った時はやったね!と、楽しみにしていた。

今回の放送で、先生はライフワークである昆虫採集の為、コロナ禍で何年も調査が途絶えていたラオスへ、未だ見ぬ新種を求めて旅をされていた。

養老先生が研究されていたのは、ゾウムシという種類の虫らしく、昆虫素人の私でも分かるような、カブトムシやコガネムシ、トンボ、チョウのような類ではない。
飛ばない、地べたを歩くだけの、見た目もどちらかといえば地味で、長く伸びた口部がゾウの鼻のようだと、その名前の由来となったゾウムシ。
たくさんいる虫の中で、どうして養老先生はゾウムシなんだろう?と、はじめはその魅力がいまいち分からなかった。
わからない、けれど、先生のお話はどれもこれも興味深かった。 

(詳しくはNHKオンデマンドでご覧ください)

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