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トモダチのチダトモ

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浴槽ジャーナル。だいたい半身浴しながら書いてます。
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2024年1月の記事一覧

めちゃくちゃよかった。役所広司がセクシィすぎてもうゼクシィ(結婚)だった。語らない平山さんの人となりや過去の背景を丁寧な仕事ぶりと暮らし方で知っていき、更に好きになっていった。監督の日本への親しみと視点によって再発見させられる伝統や景色が散りばめられていて豊かな気持ちになった。

間に合ってよかったー、かなり好き。かわいいワンちゃんの名前でこの映画が持つあたたかさに納得した。カウリスマキ監督作品もっともっと見続けたいから撮り続けてほしい。静かでほとんど笑顔のない登場人物たちが愛しくて、見終わった後のじんわり心に灯る小さな光。人生はきっとうまくいくと思えた。

新宿シネマカリテはよい映画館だった。ストップ映画泥棒も注意する映像もなくお客さんが満席でも皆静かでストレスゼロだった。

『ヴォルテックス』を観た。ドキュメンタリーのようでもありこれこそ最大に映画だ、とも思った。この分割画面を映画館で観ることができてよかった。