全力で生きるちびさんたち

お迎えは保育園に通わせているなかで好きな瞬間。

息子がこっちに気がついてくれたときの表情がパッと明るくなる瞬間とか

なにかに夢中になって遊んでいる息子の姿とか

先生から絵本を読んでもらっている姿とか

そういった自然な姿をみれるから。

息子は0歳児クラスに通っているのだけど、お友達もみんな歩くようになった。

お迎えのとき、そのお友達も寄ってきてくれるのだ。時には息子より先に。

手をあげながら、笑いながら、ときにはちょっとこちらの様子をうかがいながら、こっちに来ておもちゃを渡してくれるときもある。

ありがとうというと、

「どうも」というような感じでちょっとお辞儀をしてなにもなかったように去って行く子もいれば、

にこにこで他のおもちゃをくれる子もいる。

私がバイバイと手を振れば、

慣れたようにバイバイをしてくれる子もれば、

考えて、自分の意思で手をあげて手のひらを動かしている、そんな子もいる。

その子ひとりひとりの全身全霊で、私の行動にリアクションしてくれる。

それがとっても可愛くて、一生懸命で、ひたむきで、健気で。

多分、保育園に行ってなかったら味わうことのなかった感覚なんだろう、と最近ふと気づいた。

息子もそうで、最近は欲しいものとか触りたいもの、見たいものを彼の持っている能力の全てを使って伝えてくる。

やりたいものができないときには、身体を突っ伏して、泣く。

外では、キラキラ目を輝かせながら、とにかく全力で走る。

散歩のときは、道端の石ころを一生懸命探したり、青空を飛んでいる白い飛行機が通るたびに「ひこうき」と教えてくれる。

寝るよと言っているのに、身体に比して大きな絵本を両手で持ってくる。

楽しい場所では、いくら眠くても限界まで起きていて、オムツ替えで横にしたら寝てしまったことも。

いまを全力で生きるってこういうことなんだろうな、と息子から学ぶ。

母は少し違う形だけど、かけがえのない日々を全力で味わいながら、生きていくよ。

#保育園 #育児 #子育て #一歳半

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