最近本を読んでない、という焦り

最近、「大変だ、この所一冊も本を読んでない……!」って焦った気分になっている。

(▷寝起き頭の推敲なしの日記のようなものですので、読みづらいだろうし内容的に支離滅裂かもしれません)

私は本を読むのが好きな人間のはずだ。学校での得意科目は国語で、理系は苦手。いつも学校に本を持って行っていた。

ところが最近、具体的に言えば今年に入ってから、きちんと本を読んだ覚えがない。
私の周りに読書家が多いからだろうか、SNSを覗けば誰かしらが何かの本の感想を投稿しているので、私も読まないと、というような気分になってしまったのだろうと思う。

しかし、なぜ本を読まなくなったのだろう。

ひとつ目。
家から出ないから。
必要最低限の用事以外は家に引きこもる生活なので、ふらっと図書館や書店によることがなくなった。
そうして、「あ、この人の新刊出てたんだ」とか「この装丁素敵だな」「タイトルめっちゃ惹かれる!」が一切無くなってセレンディピティが失われた。

ふたつ目。
体力がないから。
ここ最近すごく感じている。何をするにも体力が必要だ。
読書は生活に必須ではない、と思う。勿論、色々な理由があって本を読む人間がたくさんいるけど、読まなくたって死ぬわけじゃないしそれよりやらなきゃいけないこと、はたくさんあると思う。だから優先順位は読書の方が低い訳です。家の諸々の仕事、大学の勉強、課題、就職のための勉強、……、そうしてやっと読書。
「やるべきこと」をこなすのが精一杯の精神力と体力では、趣味に時間を費やすよりも休憩が必要になってしまう。

本って意外と読み終えるのに体力が必要だと思いませんか?
人によって文体、句読点の感覚(間隔)、堅さ、など色々あると思うけど、堅い文章ほど呼吸が浅くなりそうだし、文体に呼吸を支配されているような気分になる。
するする読める文章は、書いている人の呼吸が私と似ているんだと勝手に思っている。

みっつ目。
SNSに慣れすぎたから。
私はツイッターを1番使っているけど、あれは1ツイートが140字という制限がある。
大抵の人間は制限まで書くことは無いし、制限の中でも読みやすいように改行したり絵文字を使ったりして空白を作っている。
そんな短文に慣れてしまったので、呼吸の仕方が変わってしまったのかもしれない。
少しSNSから離れようかな……。

とりあえず、みっつの理由が推測できたので、これらをどうにか改善できたらまた本を読むようになるかもしれない、ならないかもしれない。

コロナの影響で生活に必須のものとそうでないものをすごく考えさせられた。
文化・芸術は生活に必要か?
まだ納得できるような答えはでない。
日頃からちゃんと考えるようにしたい。

ここまでお読みくださった方、いらっしゃいましたら本当にありがとうございます。

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