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27.4.2020

緊急事態宣言中のタイランド。
自粛生活と言っても私はふだん通り出勤しているので、外出時にマスクをしていることと、5月だったはずの新学期が7月になった子どもたちを外に出さなくなったことを除けば以前と変わらないルーティーンの中でくるくる生きている。

街で見かける人でマスクをしていない人はいないし、朝や夕方の駅にいる人がまばらになった。
景色が少し変わった。

あとは屋台や食堂でお持ち帰りはできるけど食事ができなくなったのが少しさみしい。
毎朝会社の前に来ていた、お気に入りの屋台が来なくなってしまったのはすごくかなしい。
休日の朝いつも次男と一緒にコーヒーを買いに行っていたカフェはもうずっと閉まっていて、次男のことが大好きなお姉さんと会うこともなくなってしまった。
お店の人とのたわいない会話が恋しい、と改めて自覚する。

締め切られたいつも行っていたマッサージ屋さんの前を通ると、おばちゃんたちは元気だろうかやってけてるだろうかと想う。
いつもは乗らない距離でもバイタクに乗ろうかなと思うし、タクシーのチップもほんの少しだけど多めに払うようになった。

私は美容院や遊びに行くのを少し我慢するだけでいいけど、私たちがお客さんの職種の人たちはきっとすごく大変で、そのまま閉めてしまったお店も少なくないのだと思う。

自粛の効果もあったのか、タイは爆発的な感染を抑えて少しいい感じになっているような気がする。
それもあって街にだんだんと車や人が増えてきた。もう大丈夫じゃないかって空気も少し感じる。
予定通りにいけば来月から少しずつお店も再開して、活気が少しずつ、きっと戻るんだろう。

未知のウィルスの存在なんて1ミリも気にしていなかった元の生活には戻らないんだろうけど。

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