27.8.2020 つめ
少し前から、ジェルネイルをしている。
むかし、結婚し母親になる前にだいすきだったやつ。を再開した。
ゴテゴテの自己満たっぷりの、派手なのが好きだった。
髪の色も服も爪も、よく男の人に「そういうの男はあんまり好きじゃないよ」「モテないよ」って言われたけど、わたしが好きだから選んでいるということを彼らが理解できないのが永遠の謎だった。
子どもたちと一緒にスマホで動画を見ていたら、スマホを持つ私の手を見て長男が唐突に「ママのNailきれいだもんね!」と言ってくれた。
どちらかというと長男よりも次男の方がそういうのに気づくタイプで、髪型や色を変えたりネイルを新しくするとすぐに気づいてかわいいとかきれいって褒めてくれるんだけどね。
ふと先日、食事の席で冗談まじりに言われたことを思い出した。
うちの子どもたちがとてものびのび育ってていいねと言われたときのこと。
「ろくでもないこと言う親父がいないのもいいんだろうな。」って。
もしもわたしが離婚していなくって、配偶者が日常的に「母親のくせに」「もう〇歳なのに」「みっともない」だとか言っていたら、
長男は果たしてわたしの爪を「きれいだもんね!」って言ってくれたかしら。
きれいだねって思ったまま育ってくれたかしら。
そんなことをふと思った。
好きなものを自分で選んで、誰かの好きなものも否定したりしないで、そんな風に育っていってほしいな〜って。
自戒も込めてね。
サポートしていただけたら腰を抜かすと思います。