見出し画像

留学までにやる書類手続きについて、詳しく説明します。

(2024/08/10更新)

2024年8月から2025年6月までカリフォルニア大学バークレー校に1年間留学することになった玄米です。
留学が決まってから色々と準備があって、どのタイミングで何をするのかわからず、色々と失敗したので、これから留学に行く後輩に向けて、やることリストを書きました。


A. 留学に行きたいなぁって思ったら・学校から留学許可が出たら、まず確認すること

留学生に選ばれた後に、キャンパスが選ばれるので、その間に時間ができます。
そんな時に、これらのことを確認しておいたら、後々の負担がかなり減ります。
留学前は手続き以外の準備(引っ越し準備とか、友達たちと最後に遊んでおくとか)色々忙しいので、この段階でやっておきましょう。

1. 海外で使えるカード持ってる?海外送金できる?

私は、奨学金の振込先を聞かれた時点でやっとカードの必要性に気がついて、そこからオンラインで口座作成の申請をし始めたので、ちょっと遅かったなぁって思います。

もう既に持ってるなら、そのカードでオンライン上で海外送金ができるか確認してみてください。海外送金は、きっと、できる方がいいです。
私は自分のカードに奨学金の振り込みをしてもらう設定にしていて、そのカードから寮費を払う予定でした。だけど、オンライン上で海外送金できる設定にするのが、転出届を出した後のマイナンバーではできませんでした😭色々とトラブったので、早めにオンラインでの海外送金ができるのかどうか、確認した方が絶対にいいです。

ちなみに、カードは複数枚持っておいた方がいいらしいです。盗まれたり無くしたり、「このカードしか使えません」ってお店があるそうです。
まぁ私はSMBCのVISAカード一枚しか持ってない状態で行くことになったんですけど…。

2. 奨学金申し込む?

たくさん奨学金があるので、どれに申し込めるのか、どれに申し込みたいか、調べておいたら後で楽です。

ちなみに私は、書類が一番楽そうな業務スーパーの奨学金に申し込みました。

B.留学が決まったらすること

🚨一度スキャンした書類はパソコンに入れておく

まず、ライフハックを!
パスポート、マイナンバーカード(他にも、DS2019、親のBank Statementの書類とか)はめっっちゃ色々なところで使うので、パソコンに入れておいたら便利です。

1.留学先の学期開始時期を知る+だいたいの飛行機の目処を立てる

「(留学先の学校名とキャンパス名)Academic Calender」って調べると、学期・オリエンテーション・授業がいつ始まるのか、わかります。

UC Berkeleyの2024秋学期。8月21日に学期が始まる。
https://guide.berkeley.edu/academic-calendar/


それを見て、まぁ大体いつくらいに飛行機✈️に乗ろうかなぁって考えておいてください。
飛行機の時期を決めておくと、他の手続きの際に、どのくらいの時期に渡米するのか聞かれたらパッと答えられるので便利だと思います。

あと、寮によって、オリエン開始の何日前から入れるのかとか違うのですが、UC Berkeleyの場合は、学内の寮は二日前くらいで、学外の寮・アパートは契約期間を自由に決められるのでいつでも、って感じでした。

現地でもうホテルで数日滞在してもいい!って感覚なら、寮が決まる前に飛行機の予約を取っちゃってもいいかも。
私は、学校の周りを探索したいし、近くのサンフランシスコ観光もしたかったので、学期の始まる一週間半くらい前に渡米する予定で飛行機をとりました。往復便の方が安いので、帰りの便もAcademic Calenderを参照して、学期が終わって二週間後くらいの飛行機をとりました。

⚠️ビザによって滞在期間が違うので注意。
私と同じくJ1ビザなら(一年くらいの留学ならほとんどの人がそうじゃないかな?)、在留期間が「プログラム期間の開始30日前〜終了30日後まで」って決まっているので、その範囲内で飛行機取らないとやばいです。

2.留学先の重要なサイトは使い方とか見方に慣れておく

これは留学先によって違うのですが、メールとかに書いてあるサイトを色々とポチってみると、あ、これよく出てくるな、、っていうサイトがあるはずなので、そのサイトを探検してみてください。

UC Berkely は、CalCentralっていうサイトを主に使っているようです。
これに関しての詳しい話は、私のそれ専用の記事を見てください↓

3. VISA申請する→面接

⚠️夏から留学に行く人は、早めにVISAの手続きを始めないと、7月になると面接が混んで予約が取れなかったりするので、急げ!

過程①
そもそもVISAを申請するのに必要な書類を、留学先の大学に作ってもらう必要があります。
UCBerkeleyでは、Non-Immigrant Information Form(略してNIFって呼ばれてる)っていうのを提出したら、数日後にDS2019っていう書類が返ってきます。
そのDS2019がVISA申請には必要です。

⚠️Macbookユーザーは、ビザ申請の際はGoogle Chromeを使いましょう。
Safariには対応してないみたいで、Safari経由で申請をしようとすると、2分おきくらいでリロードされて書き直しが必要になってなかなか進めないし、時間の無駄です。
私は申請サイトの小さい文字で書いてある注意書きを読んでいなくてSafariを使っていて、15秒くらいでリロードされるループに陥って半狂乱になりました。

過程②
オンラインでのVISA申請が終わったら、対面の面接の予約をします。
面接予約用のサイトが、申請の時とは別のものがあります。
(過去にVISAを取得したことがある人は、面接がいらない場合があります。よく確認してください。)

面接は大使館で行いました。
面接自体は一瞬で、そんなに構えて行く必要はありませんでした。
立ったままの面接で、Where are you going? とか What are you going to study? How long are you going to stay there? みたいな単純なことしか聞かれませんでした。
(ちなみに、私の後ろで面接の列に並んでる人が、テレビで見たことある人で、名前なんだっけーーーーって思ってたら指紋認証とか面接とか色々終わってました。いまだにわからない。)

⚠️このページを印刷して持ってきてください、っていう指示が申請の段階であります。同時に、持ってきたらいけないっていうものもあります。
私はそんな注意書き読んでいなくて、パソコンを持って行ったら、検問のところでロッカーに預けてきてくださいって言われて、ロッカーを探す旅に出ることになりました。
(大使館を出て左をまっすぐ行くと、右側に地下鉄に続く出入り口があって、そこから駅の方に向かっていたらロッカーを見つけました。そこが一番近いところかどうかはわかりませんが、Google Mapで調べたところ、電車で数駅行かないとロッカーはないって言われていたので、そこのロッカーを見つけたときは輝いて見えました。)

過程③
面接の予約をする段階で、面接後にパスポートを郵送してもらう(お金かかる)か、新宿に受け取りに行くか、選ぶ必要があります。

私は貧乏大学生なので、受け取りに行く選択にしました。
え、ここ?みたいな普通のビルの玄関をピンポンして、暗号みたいなこと言って(ピンポンしたら申請番号(?)を言え、みたいな指示文が書いてある紙が壁に貼ってあった)、面接よりもドキドキしました。

4. 在留届を出す

これは一瞬でできました。待ち時間なし。簡単。

ここからできます↓

5.予防注射の条件を確認→注射する

留学先の大学によって必須のImmunizationって違うと思うので、調べてください。
UCBerkeleyの人は、多分ここで見れます↓
(時間経ってて変わってるかもしれないけど)

私は、必須条件のうちのTdapとMeningococcalを受けていなかったので、病院に行きました。
これらの注射は、日本では保険が効かない注射なので、多分ほとんどの人が受けてないと思います。
Tdapに似てるDPTっていう注射と、Meningococcalに似てる髄膜炎菌ワクチンは受けていたので一応UCBerkeleyに問い合わせたら、それじゃだめだって言われました。

どこでそういう注射が受けられるのかは、調べたら出てきます。
私は、国立国際医療研究センター病院のトラベルクリニックっていうところに行きました。病院の先生方が、留学生の注射とか、英語の書類とかに慣れていたので、めっちゃおすすめです。

加えて、TB検査も行わないといけなくて、国立国際医療研究センター病院で注射の直前に血液検査をしてもらいました。

この日は、採血して、両肩に一本ずつ注射して、泣きそうだったんですが、私の友達は5本注射してたので、それよりはマシでした😇

⚠️この注射しました、とか、TB検査陰性でした、っていうのは英語の証明書が必要だったりします。病院でも書いてくれますが、値段が高い(トラベルクリニックは一万円だった)ので、まずは学校のヘルス系のオフィスに問い合わせてください。
ICUは、ヘルスケアオフィスに問い合わせて、校医さん(?)と面接をしたら、書類を作ってくれます。こっちは数百円でした。

6. 病院に行く;持病の薬もらう、アレルギー検査、歯医者など

私はしょっちゅう蕁麻疹が出るので、アメリカに行く前にアレルギー検査をしておいて、何がダメなのか確認しとこうと思い、アレルギー検査を受けました。
ダニとホコリがアレルギーだけど、食べ物は何もないってことが判明しました。(つまり、蕁麻疹はストレス性のものってこと…?😅)
寮でダニとホコリがいたら対処できるように、ダニ除けシートみたいなものを買って持っていくことにしました。あと、お医者さんに、蕁麻疹が出たら塗る薬と、アレルギーの鼻炎とかの錠剤の薬を処方してもらいました。
アメリカは病院がたっっっかいので、持病がある人や私みたいな人は病院に行って、薬をもらっておきましょう。

あと、歯医者も絶対行ってください🦷
私は20年間虫歯がなかったので、虫歯ができない体なんだと思っていました。
留学前にクリーニングと、一応検診してもらおう〜って軽い気持ちで歯医者さんに行ったら、虫歯が見つかって、マジで焦りました。
私は出国1ヶ月前に歯医者に行ったんですが、1ヶ月の間に治せるかわからない、治療を始めて間に合わなかったら、歯に詰め物のない状態で行くことになる、みたいに脅されましたが、大丈夫でした。間に合いました。
⚠️夜通しお酒を飲んでそのまま寝落ち、みたいなことを繰り返しているそこの大学生!!!私みたいになってますよ、きっと😈歯医者に行きましょう。

7. 保険に入る

学校によっては、必須の保険があります。

ICUの場合、JTBでした。これには絶対入ってくださいって言われました。

留学先のカリフォルニア大学でも、SHIPっていう保険があって、それに入ってくださいって言われました。SHIPはwaiveする(SHIPに入りたくないですって言う)ことができます。だいぶお高いので、waiveしようと思い、代わりになる保険を探しました。
SHIPの代わりとなる条件がかなり多くあって、色々と照らし合わせて考えていたら、日本の保険だと難しいことがわかりました。

UC以外の大学でも、きっとこういうシステムなんじゃないかと思います。

私が入ったのは、ISO(International Student Insurance)というところです。
ここは、VISAのステータスと留学先の大学名を入れるだけで、条件に合った保険を提案してくれるという超簡単に条件をクリアできる神的保険会社です。
(私は代わりの保険を探している時、いろんな日本の保険会社の細かーい文字の保険適用するシチュエーションとかを読み漁って、SHIP waiveの条件と照らし合わせていたので、そんなことしなくても条件を満たすものを提案してくれるこの保険が本当にマジでありがたかった😇)

こんな感じで簡単に調べられます。

ここから加入→ https://www.isoa.org?ref=2995203

C.出国が近くなったらすること

1.留学先で使える電話番号を作る

留学先で使えるように、現在のプランを変えたり、新しいプランにしたり、新しい携帯会社と契約したりする必要があります。(この分野あんまり詳しくないです🙏💦)

留学先の大学が、ここの携帯会社ここおすすめだよーーっていうところを教えてくれる時があります。UCBerkeleyでは、そういうメールが来ました。

私はY mobileだったので、そのプランを一番小さいプランに変更し、ソフトバンクの安いプランと新規契約しました。ソフトバンクは、アメリカ放題っていう頭おかしいくらいにお得なプランがあったので、それを使うことにしました。

2.市役所で転出届を出す

私は大学のために一人で上京してきたので、住民票が東京なので転出届を出したけど、実家のままなら転出届は出す必要ないと思います。

私はまた一年後は東京に戻ってくるし、住民票を実家に移すのではなくて、アメリカに転出するっていう届を出しました。

色々と市役所で説明されるので、詳しくはここには書かないけど、転出届を出して変わったことといえば、マイナンバーカードに転出届っていう文字がついたことくらいです。
あと、留学に行く1年間は年金の学生免除が適応されなくなって、それに関する手続きもしました。

3.たびレジ登録する

これに登録したら、外務省から安全情報を日本語で受信できます。
LINE経由で登録したら、情報がLINEに来ます。便利だし安心。

4.郵便局で転居・転送サービスをする

インターネット、郵便局窓口、ポスト投函って方法は選べるみたいです。
私は近くに窓口があったので、窓口に行きました。

詳しくは日本郵便のサイトをみてください↓

https://www.post.japanpost.jp/service/tenkyo/

転送期間は届出日から1年間だから、早くにしちゃうと郵便物が届かなくなる…と思ってたら、申し込み用紙にいつから転送するか書く欄があったので、大丈夫そう。

5. 重要そうなものは全部印刷して持っておく

私はフライトのチェックインの際に、DS2019(J1ビザに必要な書類)を紙で見せろと言われ、急いで空港でコンビニを探して印刷してきました…。PDFでも見せたけど紙のしきたりなので…ってことで、印刷したDS2019を渡しました。そしたら目視の確認だけで返されました…なんだよ、せめてもらってくれ…と思ったけど、アメリカに着いた時の入国審査でも見せろと言われたので、返されてよかったです。
私みたいなことにならないように、なんか重要そうな書類だなぁと思ったものは、2部ずつくらいは印刷して持っておくほうが良いでしょう。

重要そうな書類の例としては、DS2019の他に、寮の契約書留学先の学校の受け入れ許可証パスポートのコピー、とかです。多分。まぁ重要かも??と思ったらとりあえず印刷しておくのが安心です。
⚠️J1ビザはDS2019ですが、F1ビザはI-20だと思います。


まぁこんな感じです。ここでは、私の思い出せる限りの、申請するべき書類系に関しての準備についてのみの説明なので、大学の説明会で言われたことや、留学先からのメールに書いてあることをよく読んで、他にやることがないか、しっかり確認してください!
私はメールや注意書きをしっかり読まないタイプなのでかなりミスを犯してます。反面教師にして下さい…😅
けどこんなブログを探して読んでる時点で私とは違うようなので、きっとあなたは大丈夫ですよ!!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?