チームでプロジェクトを進める【社会を変えるには一人の力じゃ足りない】#748
おはようございます。
11/16 昨日は午前中に中学校の理科の授業に行き、午後はオンラインの理科の家庭教師をしました。一日理科について活動できた、ある意味幸せな日でした。 おもいをこめる おこめさんです。
毎週水曜日、1時間だけ経営実践研究会の中にある「教育」について考え活動していく委員会に参加しています。
今日はここでの葛藤を言葉にしていきます。
組織でゼロからプロジェクトを進めることの大切さとその難しさについて です。
おこめさん→10年の公立中学校勤務を経て独立。”自ら学ぶ力をつける”オンライン塾を設立・運営。不登校生たちの安心できる居場所作りのため、オンラインフリースクールフォレストも運営。半年の育休を取得した朝活大好きの2児のパパ
▼チームで活動する意味
世の中にある様々な社会課題は、一人や一社の力でどうこうできるような問題ではありません。
その課題を解決できた!と思ったとしても
どんどん溢れ出るように次の課題が現れてきます。
空気の抜けた自転車のタイヤに毎日空気をいれて、解決できたと思っていたら、他のところにも穴があいて、どんどん空気がぬけていくような状態
それよりもそもそもタイヤの穴を見つけ、そこを塞ぐことやタイヤ自体を入れ替える ということが必要です。
点ではなく線、面であたっていくことが必要なのです。
そのときに重要なのは、一人や一社だけでやらない
ということです。
同じ目的を共有した仲間と同時にさまざまな方向から課題に向かっていき解決していく、そのためにはチームで活動することが重要になります。
▼チームで活動する難しさ
とはいえ、チームで活動するのは一人でのそれよりも圧倒的に難しい面があります。
一人だと
思い→行動→結果→改善→行動
とにかくスピード感をもってどんどん行動していくことが可能です。
チームだとそうはいきません。
最初の 思い の部分を共有することがもっとも大切で、もっとも大変なところになるからです。
それぞれが思う 教育に対する課題感や理想像
その共通点を探ろうと対話を重ねるのですが、それぞれが話をしている段階が違っていて、ビルでいうところの1階の土台の部分について話をしている人と、2階部分や10階部分について話をしている人が一緒にいるわけです。
しかもビルと違ってその話の段階は目に見えません。
なかなかその中で共有部分を見つけていくことが難しいのです。
また、教育というのはみんなが経験してきたものなので、
無意識の中にある こうあるべき があり
それもまとめられない一つの原因になっている気がします。
▼とはいえ、この葛藤自体も学びである
と思います。
毎週1時間の対話の中で 確かにわかりやすいプロジェクトを立ち上げて進められているわけではないのですが、
それでもこの対話の時間はきっとそれぞれに チームづくりについての学びをもたらしてくれているはずです。
この中でうまくプロジェクトを立ち上げて進めることができれば
他の機会にもそれは応用していけるはずです。
この進め方については「野性の経営」で紹介されている
SECIモデルを参考にしていきたいです。
共同化(二人称で暗黙知を共有する)
↓
表出化(それを言葉にする)
↓
連結化(そのコンセプトに対して様々な知を混ぜて客観的な集合知にする)
↓
内面化(実践して暗黙知をさらに豊かにする)
↓
・
・
・
の流れを参考にします。
今は共同化のフェーズだと思っています。
それぞれの方が思う根底の部分をとにかくぶつけあう。
できれば表面的な言葉のやりとりではなく、その根底にある思いをぶつけあう
そうするときっとその過程にみんなの暗黙知が共有できる瞬間があるはずで
それこそがチームで何かを進めるにあたって大切な一歩です。
今日もその話し合いの機会があること自体が自分にとってありがたいことです。
今日も感謝して、その時間を過ごしていきます。
今日もここまで読んでくださってありがとうございます。
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