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徒然尻

⚠️この文章は小学校2年生くらいの下ネタを擦るコロコロコミックのような記事です⚠️




まえがき ほぼ本編

 お尻が裂けがちである。いや、痔とか切れたとかそういう深刻なものではない。お風呂に入った時に、お湯が染みて「ホォウッ」と途轍もなく情けない悲鳴が出る程度のものだ。そういう時は静かに全てを受け入れ、痛みに慣れるまで待つのが吉なので頑張るのみ。
  こうなったが最後、水場――つまるところトイレと風呂でか細い悲鳴が聞こえても許して欲しい。きっとあなたのご自宅で誰かのおしりの穴がすすり泣いているはずである。

 そもそも方向性が迷子のような記事なのに話が横道に逸れてしまった。
 話を戻すと、これだけしょっちゅうお尻が軽傷を負う私は、お尻が裂けたのが分かった日に日記を書いている。
お尻が裂けたのが分かった日だけ、日記を書いている。
 下の画像を見て欲しい。

 これは私が愛用している日記アプリ、『シンプル日記』のカレンダー。色がついている日は日記を書いた日だ。

お分かりいただけただろうか。

 私はこの月を『痔獄の一月』と呼んでいる。うるさいとか言わないでね。実際のところ、お尻が治った日や治し中の時も書いているので、本当に裂けた回数は3回ほどのはずだ。いや3回は普通に脆弱だろ。

 いやちょっと待って欲しい。クソ雑魚お尻の烙印を押される前に言い訳を言っておきたい。
 当時、我が家には途切れることなくバナナとヨーグルトが届いていた。祖母や叔母の温情である。私は果物やヨーグルトが大好きなので、安い日があれば買っておいてくれるのだ。大変ありがたい。

 しかしそれはそうとして、問題が一つあった。私は便通がめちゃくちゃいいのだ。この人生、朝にウンチが出なかった日はおそらく両手で数えられる程しかなく、まさしく快便人間。つまるところ、通常の人間の便通を100としたら、そもそも私は150くらい、なのに更にバナナとヨーグルトで腸内環境は隅々まで改善され――今に至る。おそらく快便度は300くらいあっただろう。

 また話がズレた。今の所私のお尻の脆弱性と便通の良さしか話していない。この記事はずっとこうです。覚悟を決めてください。


<本題>

 いい加減本題に入ろうと思う。すみませんでした。よくよく見たら1000文字近く駄弁っていた。
 今回書きたいのは、前述のケツ裂け報告日記の内容である。誰もお前の尻記録なんか見たくねーよ、という人もいるだろうけど、せっかくだからついでに不特定多数を巻き込みたい。頼む。お尻の状態に翻弄される愚かな人間の姿を見てくれ。


1日目 1/14

世界線を間違えたジャンプ

ケツが逝った どんなに大きな屁でも どんなに硬い💩でも連れ添ってくれた気立てのいい肛門括約筋だった。

↑マジで何?これ。

(寝る前のハイテンション×絶望)²で本当に意味のわからない文章が爆誕している。私は肛門のことをパートナーだと思っていたのかもしれない。実際一生のパートナーではあるけども。
 このまま回想シーンに入りそうだがケツは別に死んでないし、ウォシュレットは敵でも味方でもない。

 ただしこの時の💩は本当に大きかった。びっくりして写真を撮って家族に見せたし(聞いたら家族が見たがったから私は悪くない)。ちなみに見せたら「昇り龍や…」と言って多分有難がっていた。



2日目 1/15

 キッショ。


3日目 1/17

関係ないことが先書かれてるときはカットしてます

 この日は確か推しのガチャ(崩壊:スターレイルというゲーム)があった筈で、ものの見事に爆死したようだ。同時にケツも爆死したみたいだが、推しガチャに気を取られて初日ほど気にしてなさそうである。

 その証拠が最終文。
う(u)んち(i)はでかい(ai)
ふ(u)さい(ai)もでかい(ai)
みらい(ai)もない(ai)
 と若干母音を合わせてリズムをとってきている。ヘッッッタなラップ!!だいぶ余裕があってなんか腹立たしい。過去の自分なのに。


4日目 1/21

逆さ富士みたいな顔って何?

 口の形のことを言っているのだろうか。だとしたら「W」みたいな口で、すごく笑っている。恐らく何かを堪えた時の食いしばった口のことだろうが──どうあがいても向きが逆だ。


5日目 1/31

 とうとう哀しい文章になってしまった。流石にこれだけ裂けるとお尻に自信がなくなってきたらしい。トイレで頭を抱えて神に祈る自分の姿が思い浮かぶようだ。大体いつも神の怒り(ウォシュレット)で粛清されてるけど。


6日目 2/12

 やかましい。サラダ記念日に謝れ。

 とうとう2月だ。2月でも元気にケツは裂けた。
 叔父いわく、「デカイ💩が出るときは切りつつ出せば裂けない」とのこと。切る……?お尻の穴にカッターでもついているのか……?💩を小口切りにするのは私には早すぎた。



7日目 3/29

日記書くの忘れがちになってきた


 3月、そろそろ日記アプリが22:30を知らせるタイマーとなりつつある頃、裂けた。この日記アプリには毎日日記を書かせるために決まった時間に通知してくれる機能がある。便利。

ケツ終わり と知って入る お風呂ほど
儚く切なく 憂きものはなし

辞世の句を読むな。

 憂きものはなしって入れて短歌っぽさを出すな。どっちにしろ直接的な感情表現を入れすぎて風流もへったくれもないので、多分短歌の先生にボコボコにされて0点の烙印を押されるだろう。もしかしたら哀愁点がちょっともらえるかも。如何でしょうか、有識者の方。



8日目 4/4

とうとうケツが勝手に殺された
誰もお前を愛さない

 ↑を描いたけど、元ネタ見てたら本当に悲しくて、強く生きて欲しいって願っていた。でも私も寿司握るの下手。誰も私と私の尻を愛さない。



9日目 4/19

 戦いは終わった。
 私はお尻から大切なことを学びました。それは、いずれ人は強くなれるということです。




あとがき


 ここまで読んでもらった人には感謝しかない。むしろ何故ここまで読んでくれたのか。本当にありがとうございます。

 今の心境としては、個人的にお洒落な感じがするnoteという場所にこんなのを投稿してしまった罪悪感と、見ろよ私の苦悶を!!という気持ちが半々。露出狂か?
あとがきとか書いておいてあとがきすることもないので、皆様のお尻の健康を祈っておく。食べ過ぎに注意してくださいね。

 それではまた次の記事で。次はもっとお洒落で𝒊𝒏𝒕𝒆𝒍𝒍𝒊𝒈𝒆𝒏𝒄𝒆な記事を書きたい。



追伸

 最終日、戦いは終わったなどとのたまったが、これを書いてる今、普通にまた裂けている。何故かって?痛み然り激務然り、追い込んだ方が人間というものはいい文章が書けるから。

 そもそもこの記事書いてみない?って親愛なる相互さんに言ってもらったのが数ヶ月前。それから、書きたい気分になったときかつ、お尻が裂けたときにしか書いていない。そりゃ公開までこれだけかかるわけである。すみませんでした。

 とりあえず私は書き終わった記念でバナナを食べてこようと思う。裂けると分かっていても美味しいのでやめられない。次回作にご期待下さい。


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